令和4年5月25日(水)
杜若 : 燕子花、かきつばた
水辺、湿地に群生するアヤメ科の多年草
茎の高さ40~90cm、地下に長い根茎を持つ。
葉の長さは30~70cmで剣状に尖っている。
5月末から6月頃に、叢生(そうせい)した葉の中央から
花茎を伸ばし、茎頭に濃紫色の花を開く。
外層の三弁は垂れて大きく、内層の三弁は直立して細長い。
古くは、「かきつばた」と清音でよばれた。
湿地を好むこの花は、燕の子が飛ぶ姿に似ていることから、
「燕子花」(かきつばた)とも書く。
俗に、「いずれがあやめかきつばた」と甲乙つけ難く美しい
ものに喩えて用いられるが、あやめと杜若の区別は葉の幅と
葉脈の違いで判るという。亦、花その物も見分ける事が出来
る。
あやめは、花弁の元のところの模様が綾目をしている。
杜若は、花弁の元から花弁の先に向かって一本の象牙色の線
がある。
亦、よく比較される花に「花菖蒲」があるが、花菖蒲は花弁
の元から黄色の模様が出ている。
葉の大きさ、太さ等の違いもあるが素人の私にはあまりよく
判らない。
名古屋の庭園、「徳川園」「白鳥庭園」などで杜若が見頃を
迎えている。この処コロナの規制も緩和されたようで、園内
にはカメラ片手に俄かカメラマン等が多くなったようで、
彼方此方の水辺、池の畔に出没する。
徳川園、
白鳥庭園、
亦、結婚式を控えたカップルが、記念写真の前撮りを行って
居り、とても華やかで、、、「何れがアヤメ、かきつばた」
今日の1句
かきつばた日照雨構はず見得を切り ヤギ爺
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