遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

公園の草取り

2019-09-19 16:39:18 | 日記
令和元年9月19日(木)

公園の草取り

残暑厳しき折り、それでも朝晩はめっきり
涼しくなり、「秋めく」の言葉通り、、、
空の雲、風の様子も秋らしく、凌ぎ易い
日が続くようになった。
昨日、やっとベランダに「コオロギ」が
現れる。


公園の草取りは、真夏の8月は休止とし、
この日(19日)再開する事となった。
雑草達は逞しく、草丈30cm程の伸び
放題である。

朝8時、公園愛護会メンバー(私同様の
高齢者中心)10数名が参加。
普段、町内会活動へは若い人たちの力を
お借りするので、こんな時には我々年寄り
が出張る事となる。
久しぶりの事ゆへ、参加者が若干少ない。

先週、町内の或る有志が草刈り機を持参
され、公園の遊具周りの草刈りを行って
くれたが、大半は草叢が残っている。



作業開始するが、この所雨が殆どなく、

草は確り根を張って居り、中々手強い。
鍬を持ち出し、耕す様に、掘り起こす。

直ぐ腰が痛くなり、度々休憩をとる。
農家の方々は日常茶飯事で、ご高齢の
方でも軽々こなされるが、、、、

草叢に、蛍草の可愛い花が覗き、、

今年初めて、コオロギが跳ねるのを
目の当たりにした。(秋、、)


小一時間が過ぎ「そろそろ方付けを、」の声が、、、
未だ全体の1/3程か?、、、

心残りではあるが、次回へ、、、、
やはり、真夏の8月休みが草の繁殖を
促した様だ。(草は待ってはくれぬ)


今日の1句

抗ひて根を張る草の秋暑し    ヤギ爺


社 日

2019-09-18 16:19:26 | 日記
令和元年9月18日(水)

郊外を車で走ると、田んぼの稲穂が黄金色
に輝き、、、、窓からの風は心地良い。
そろそろ、稲刈りの時期がやって来た、、
暦を見てみると、「社日」? と在る。

社 日(秋

一年を24等分した気候区分は二十四節気
という。
それ以外に節分、彼岸、八十八夜、入梅、
半夏生、社日、二百十日、盆、中元、土用
を雑節と呼び、その内の一つが社日である。


社日は、春分、秋分に近い戊(つちのえ)
の日で、即ち土気の日で、春には五穀の種
を、秋には初穂を「土の神」に供え、豊穣
を祈願する。 元は中国の習俗である。

中国の社日の儀式


春の社日を「春社」、秋の社日を「秋社」
という。
中国の習俗に基づくが、我国の民族信仰に
取り入れられた。



諏訪大社(秋宮)

例えば、信州では「お社日様」と呼ぶのは
田の神様の事で在って、春の社日に山を降
りられた田の神が、役を終えて山に帰られ
る日とされ、餅を搗いて祀る風習が在る。
社日の「社」は土の神を指し、その社を
祀る祝日となる。

亦、群馬県の「社日稲荷神社」では春秋
の2回「社日祭」が行われる。
「探湯神事」(くがたらしんじ)と呼び、
神前に供えられた大釜に沸かした熱湯を
小笹を使い、参拝者に振りかけ、それを
浴びると家内安全や厄難除け等のご利益
が在ると、祈願をする。

湯加持行事(ゆかじのぎょうじ)とも
言われる。


今日の1句

穂のたわわ田の神々し秋社の日    ヤギ爺

潮路句会例会

2019-09-17 16:03:35 | 日記
令和元年9月17日(火)

潮路句会9月例会

日時 : 令和元年9月14日(土)13:00 ~
場所 : 大手コミュニティー・センター
兼題 : 1)硯洗、2)瓢、3)当季雑詠

鶺鴒の己が影まで叩きをり     玲 子


9月14日は敬老の日の前日のため、子供連が
早朝から太鼓の練習をして居り、午後からも
その特訓のため大会議室を使用していた。
止むを得ず、我々の句会は隣の会議室へ、、、
句会の準備(机の配置、用紙配布等)を始める
間は太鼓も休憩(1時まで昼食等)タイム。
句会が始まる頃から、再び賑々しく太鼓の音、
時折、中断しながら、、、句会が続く、、、

今回の兼題の「硯洗」は難題で、初めての季語
日常殆ど、硯を使用することなく過ごし、、
年末に賀状を書いたり、文化祭の折に短冊に
書くのも「筆ペン」という便利な物が在り、硯
の存在すら、、ハタと困り、以前子供が書道で
使っていたが?、子供部屋にも見当たらず、、

兼題の{硯洗」は7月6日の夜、神前に供えた
御手洗の水を使い、硯を洗う。7月7日の朝
洗い清めた硯に芋の露や稲の露を受け、墨を
摺り短冊に願い事を書くための行事とある。
私の様な者が手にするものではないと、アキ
ラメ、、ところが句仲間に「端渓」の硯を
所有される方がお見えになり、、、、。

瓢(ふくべ)瓢箪は、瓢箪の形(くびれ)を句に
された方が多かった

瓢箪の器分けをるくびれかな

大小の瓢くびれて下がりをり

瓢箪の括れ様々象られ

今宵もと瓢の酒に酔ひしれる



潮路抄

桐一葉古刹の静寂そこなはず    玲 子


稲雀田んぼアートを鑑賞す     勝


物干へ韋駄天奔り秋夕立      美保子


秋暑し天守への道坂の道      魚 青


役目終へ案山子納まる小屋の隅   輝 子


端渓の模様の硯洗ひけり      美智子


虫の音の一つ一つを聴き分ける   政 子


写経終へ古き硯を洗いたる    セツ子


拝み太郎拝みし儘に夫を喰ふ    ヤギ爺



次回、10月12日(土)13時~
兼題 : 1)夜長、2)良夜、3)当季雑詠
場所 : 大手コミュニテイ・センター


敬老日

2019-09-16 15:22:28 | 日記
令和元年9月16日(月)

敬老日 : 年寄りの日

元は「年寄りの日」として昭和26年に生まれ、
昭和41(1966年)に国民の祝日に制定された。
平成15年(2003年)祝日法の改正により
(ハッピー・マンデイ制度)の導入により、
9月の第3月曜日が敬老の日となった。
老人福祉の充実と敬老精神の啓発のため、それ
に伴う各種行事が催される。
我が町内では、敬老の催しは行われないが、
モールの商品券が配られる。

今年は夫婦揃っていただいた。

今年は、娘が一人訪れて我々にプレゼントを用意、
ご主人は結婚披露宴の招待が在り、子供達(孫)
はそれぞれ学校の部活とのことである。

それでも必ず娘からの贈り物に、感謝する。


手土産のお菓子で久しぶりに抹茶をいただく。



銘菓「不老柿」


少子高齢化の時代、令和となる今年100歳以上
の高齢者が全国で7万人(71、238人)突破
となる。(そのうち女性は88%にのぼる。)
この30年間で実に23倍との事である。
平成元年(1989年)は、3087人であった。

昨日の中国ネット報道によると、
日本はアジア最強の長寿国の様だ。その理由と
して、日本は健康的な環境が整い、食品も健康
的で、医療保障も充実している。
ただ、今後の年金問題の面で、日本政府のプレッ
シャーは相当大きい。高齢者ばかりで大変の様だ。

残念ながら?私も高齢者の一人(イヤ夫婦して)
寿命が延びた今、一人暮らしの孤独には勇気が
必要の様である。
とのコメントも伝えられていた、、、、。


今日の1句

子等部活娘訪ふ敬老日      ヤギ爺




枝 豆

2019-09-15 16:18:47 | 日記
令和元年9月15日(日)

枝 豆 : 月見豆

大豆の未だ青いものを枝のまま採取し、
莢如茹でて食べる。



名月に供えるので、「月見豆」ともいう。
「豆名月」は、陰暦の9月13日であり、
今年は10月11日となるり、この日を
「後の月見」といい「豆、栗」等を供える。

東北等では、この豆を擂り潰して餅に付け
て食べ「ずんだ餅」と呼ばれている。


塩茹でにして、ビールのおつまみとして
人気がある。

居酒屋などへ出かければ「先ずはビール」
お通し等で、頼まなくても出てくるのが
枝豆である。ビールはどんどん進む、、、


その他にも、枝豆を擂り潰し、ミキサーに
掛けミルクを加えてのスープは、冷して
も温めても美味しく、彩りも良い。
枝豆のご飯も、色と香りでとても美味しく
頂ける。

椀物や掻揚げ等も旨い、、、

余談になるが、日進市に住む句仲間が、
毎年お月見の夜、この辺りでは「お月見
どろぼう」という習わしがあり、十五夜に
子供達がご近所を周り、お菓子を貰って
歩く風習がある」と教えてくれた。
多い子は10幾つ貰ったと自慢気だとか。

13日朝刊の市民版にもこの記事が載った。
昔は、子供達が月見のお供えの団子や芋等
をこっそり盗む事が許された。この由来が
現在ではお菓子を貰い歩く様になった。
この辺りでは、名古屋市東部、長久手市、
日進市等で行われている様だ。
(中日新聞、9月13日朝刊 より)


今日の1句

晩酌に枝豆の在る平和哉    ヤギ爺