戦後80年近く経ったにも拘わらず、「基地の町」と化した沖縄の悲劇は続いている。女性の尊厳を踏みにじる「駐留軍兵士」の行為は言語同断である。これがドイツやフランスで行われていれば、また違った展開になっていた筈である。やはり我が国は「アメリカ合衆国日本州」といった存在でしかない。ロシアやイスラエルの暴虐行為をみても、軍事力がいかに大事であるかは子供で分かる。いくら「核兵器廃棄」を声高に叫んでも、核保有国にとっては「馬の耳に念仏」である。
永世中立国スイスのような「ハリネズミ国家論」は傾聴に値する。隣人に野心満々の「ヤバい国家」が存在してる以上、やはり自前の自衛的戦力の保有は必須であると思う。余りにも「国家防衛」を他国に頼り過ぎるのは危険である。軍隊のない国は究極の理想であるが、それは最早「夢物語」に過ぎない。