退院してから約３週間が過ぎ、傷跡の瘡蓋も取れました。寒い日が続くためか、時々大腸と小腸の
縫合部分が疼くような感じを受けます。主治医からは１月１６日の診察で、「スポーツを始めても良い
が、お腹の傷跡が痛くなったら止めて下さい。」と言われ、早速水泳、ミニテニスを始めた。でも当初
は身体を動かすと痛みが起こりそうで、おっかなびっくりの手探り状態で始めた。特にミニテニスは球
を追い前後左右に急に激しく動くので、たまに瞬間的に痛みらしき感じがある。これが本当に傷跡の
痛みなのかどうか判別が出来ず、そのまま続行することがある。でもその後には痛みはほどんと感じ
ないので、主治医の言う痛みとは違うと自己判断しています。また、便は思ったよりも順調ですが、お
腹の張りは相変わらずで、オナラを出したいのに出ず踏んばるときが時々あります。今日（１月２７日）
からはバドミントンの練習にも参加する予定です。バドミントンはミニテニスよりシャトルのスピードが速
く、動きも激しいため、少し参加時期を遅らせていました。もし、バドミントンで痛み等の異常が発生しな
ければ一安心で、体慣らしに近場の温泉にでも出かけてみたいと思っています。
今日（１月１６日）は退院後初の診察日である。８時３０分に病院に行き、何時も通りの採血、レント
ゲン、そしてその後に今日のメインである「手術の結果とその後の治療」について、主治医から詳し
い説明を受けた。文書と写真による説明は素人にも分り易く、良く理解出来た。特に心配だったリン
パ節への転移はリンパ節１８個中、１個も無いと言われ思わず硬い頬が緩んだ。今日はたまたま私
の誕生日だったので、嬉しいニュースとなった。ポリープが５ｃｍとかなり大きかったにもかかわらず、
壁深達度（癌浸潤の深さ）も、固有筋層から漿膜下層に到達していたが、多臓器への転移が無かっ
たのは運が良かった。しかし無条件には喜べず、今後暫くの間定期的な検査と、年に１回の大腸内
視鏡検査が必要になる。さらにステージ２ということなので５年生存率が約８５％、ということは残り
１５％は５年生きられないということである。４ヶ所の穴跡はほぼ完治だが、切開した臍の傷跡は瘡
蓋が盛り上がって来てはいるが、まだ手術の傷痕がはっきりと分る。それと大腸と小腸の縫合部分
はまだ少し違和感がある。大便の出は良いが、オナラが溜まるとお腹が張ってくるのは相変わらず
である。また、水泳等もＯＫが出たので、今後は徐々に体を慣らして行こうと思っています。勿論温
泉は問題が無いようなので、水泳等のスポーツと並行して近場の傷跡や消化器に良い温泉を探し
て行くつもりです。そして３月中、下旬にはいよいよ「山陰の湯巡り旅」に出かけようと、今からワク
ワクしています。
癌の進行度 進行度（ステージ） ５年生存率
退院してから既に５日経っているが、お腹の調子がどうもおかしい。何時もお腹の中が張っているよ
うな感じで、スカッとした感じでは無い。しかし、便は日に２～３回出るし、オナラもかなり出ている。で
も何故かお腹がスッキリしない。また、便の回数が多いのか肛門が痛い時もある。３ヶ所の穴の部分
の傷跡は盛り上がり、瘡蓋で覆われ痛みは表面、内部共にほどんと無い。縦に切開した臍の５～７ｃｍ
の部分も表面は穴と同様の状態だか、内部で時々不快感を生ずることがある。昨日は（１月９日）近く
の公園で約２ｋｍ程ウォーキングしたが、かなり疲れスタミナ不足を感じた。しかし、お陰で夜は久しぶ
りに夜に１回も起きず熟睡出来た。また、入院中は余り感じなかった肩痛と腰痛が、退院するとぶり
返して来た。ただ、総体的にみると順調に回復しているように思えるが、一抹の不安かある。それはや
はりリンパ節への転移がまだ不透明だからと思う。これが決着しないと、今後の予定がたたない。
１月 ５日（金）午前１０時に予定通り退院しました。約３週間過ごした病院を去るのは少し淋し
い気持ちでした。病院内は温度、湿度が一定に確保され、食事もかなり美味しく、特に米の炊き
具合が私好みでした。確かに不自由さはありましたが、点滴を外れた後は快適な生活をおくれま
した。部屋は４人部屋でしたが、トイレ、洗面台も部屋に付いていました。１６日には今回の手術
の結果やリンパ節への転移の有無等について、詳細な説明をして頂くことなっています。１６日に
今後の方向が決まり、もしリンパ節への転移が無ければ万歳です。そうなれば嬉しいのですが、、、、、
今日まで（１月４日）検査や、採血もなくのんびりと過ごしました。いよいよ明日（５日）は退院で、
今朝主治医の回診時に、「予定が変更になり、１６日に手術の結果や今後について説明するの
で、家族同伴で来てください。」と言われた。現時点では、お腹周りの傷跡も順調に回復しており、
内部も特段の痛みも無い。ただ、お腹の張りと大便の回数が増えたことは少し煩わしいが、これ
も手術の影響と思う。大便の硬さや形状も手術前と同じ状態に戻りつつある。ただ、大腸ポリー
プと共に切除したリンパ節に転移があると、厄介なことになりそうで、それが不安の種である。何
しろ５ｃｍとポリープが大きかったので、転移の可能性は低くは無い筈である。約３週間の入院生
活で、体重も約５キログラムほど減り、なかなかな元に戻らない。最初の診察日（１６日）までは
無理な運動は避けるように言われ、水泳は兎も角バドミントンやミニテニスは１月中は無理かも
知れない。仕方が無いので取敢えずは、ウォーキングで足を鍛えようと思っています。そして３月
下旬か、４月上旬には取り止めた「山陰の湯巡り」を実現したい。
