やっと1人当たり10万円支給は決定したが、緊急事態宣言は延長される見込みである。あと一週間で巣篭り生活から解放されると思っていたが、さらに1ヶ月間も続くと思うと気が滅入る。腰痛悪化でウォーキングが出来ず、室内トレーニングで精一杯頑張ったが、運動量は広い体育館やプールの運動と比較すると問題にならない。おかげで体重は3キログラムも増えた。
しかし、命よりも大事なものはないので、延長は止むを得ないと理解していても心が折れ、暗澹とした気持になる。何方かがテレビで述べていたが、こういう危機に対しては始めは厳しく、それから徐々に緩めていくのがベストの選択であると述べていた。(ドイツや韓国の例のようであるが、特に韓国は見事に新型ウィルスとの戦争に勝利し、総選挙でも与党は国民の支持を受け圧勝した。ドイツでも首相は支持率をアップさせたそうです。)
我国の対応策はそれとは真逆であり、PCR検査から始まった一連の対策は全て後手後手となった。その結果が現在の状況である。医療従事者の疲弊を呼び、医療体制を崩壊寸前まで追い込んだ。さらには派遣の雇止め、零細企業の倒産危機、生活困窮者の増加等に繋がった。今緊急の課題は、一刻も早く彼等の支援に立ち向うべき時である。さらには大学生の相当数がアルバイトが出来なくなり、退学の危機に直面しているそうです。また以前にも述べたが、医療従事者等に対する言われなき誹謗、中傷、差別等は絶対に許してはならない。
延長がどれ位の期間になるか、現時点ではまだ不明である。しかし政府は国民に対し、明快な延長理由、今後の具体的な道筋を示すべきであると思います。それが国民の心に響いてこそ、絶大な支持、協力が得られるものだと思います。そうすれば必ず対新コロナウィルス戦争に打ち勝つことが出来る筈です。
(閑話休題)
私は巣篭り期間中の心身の「リフレッシュ対策」として、徒歩は無理なので代わりに自転車や原チャリを利用して、近辺のマイナーな寺院や神社等を巡っている。今日は加須市の玉敷神社を訪問した。ここは菖蒲神社同様「藤の神社」として知る人ぞ知る神社であるが、毎年開催されていた「藤まつり」は今年は例のコロナ渦で中止された。藤は満開だったが人出はかなり淋しく、駐車場の係の方も手持無沙汰であった。園内には藤棚が3ヶ所有り、夫々に藤の古木があった。満開の花房が長く下に垂れ、何とも言えない香ばしい匂いが漂っており、人が少ないのでじっくりと鑑賞出来た。また神社の方も巨木の銀杏、うっそうとした神社有林、荘厳な造りの神社、神楽舞台と見応えがあった。帰りに騎西図書館前面の「騎西城」に立寄ったが、残念ながら臨時休館のため入れなかった。4月末の微風は頬に心地良く、心身とも大いにリフレッシュ出来た。
田敷神社の藤由来 玉敷神社藤1 玉敷神社藤2 玉敷神社藤3
玉敷神社藤4 玉敷神社5 玉敷神社6 玉敷神社7
玉敷神社由来 玉敷神社 玉敷神社本殿 同神社神楽殿
復元された騎西城