「桜を見る会」事件が不起訴となり、これで「森友・加計」から始まる一連の元大首相関連事件が全てウヤムヤの内に終わりそうです。恐るべき「忖度政治家」の力であり、首相の座を降りたとはいえ、その威光はまだ全く衰えていないことを如実に示した。残念ではあるが、法治国家の国民としては従わざるを得ない。亡くなられた方の無念を思うと胸が痛みます。
彼の祖父「安倍 寛」の爪の垢でも煎じて飲ましたい心情です。因みに安倍 寛は山口県内では「今松陰」と称される程の政治家であり、「金権腐敗打破」や「非戦・平和主義」を唱えた孤高の政治家である。孫とは180度違った思想の持主である。何故かマスコミ報道によれば、元大首相はこの祖父のことを余り口にしないそうです。
現首相も元大首相に配慮してか、この問題については非常に消極的姿勢である。恐らくこのまま闇に葬られることになるでしょう。正に木の葉が沈んで石が浮かぶ状況です。こんなことがあって好いのですか?
最近の世論調査では現首相の支持率が上がったそうですが、とても我々庶民の感覚とは相容れない気がする。これから「物価値上げと税金アップ」ラッシュが続くことを思うと、暗澹たる気分になる。さらに追い打ちをかけるかのように、新型コロナの第六波が来そうな状況である。とてものんびりと正月を祝う気分にはなれない。せめて来年こそは貧しくとも笑顔が溢れる社会になって欲しいものです。
今日を含めてあと5日となった2021年、そんな時にジワジワと新型コロナの新規感染者数が増えている。さらにそれに合せるかのように、オミクロン株の市中感染者の広がりも拡大化の一途です。オミクロン株の感染者数は、欧米においては日本とは比較にならない程の凄まじい数ですが、不思議なことに死者数はデルタ株等に比して格段に少ない。それが影響してか、欧米の若者達には余り恐怖感を持っていないように感じられる。しかし我国においては年末年始の大移動を控えており、これがさらなる患者数を増やす一因となるかも知れず油断は禁物である。
新規感染者数が再び1月下旬頃から右肩上がりに増加するとの予測もあり、決して気を緩めてはいけないと思います。一番怖いのはやはり無症状患者の徘徊であり、これが周囲にウィルスを撒き散らして増加の主因となっている。これを防ぐにはやはり「PCR検査」の徹底以外に道は無いと思います。
私的には今年の年末年始は「巣籠生活」です。道楽の「湯巡り」もまた暫くお預けになる気配が濃厚です。オミクロン株が恨めしいです。
今年も私的には色々あったが、去年同様余り良いことは無かった。この時期には何時も来年こそはと期待するが、なかなか思うように物事は進みませんでした。大腸癌の4年末検診は9日に終了し、検査の結果他臓器への転移は認められないと担当医から説明を受けた。しかしアミラーゼ数値の高止まりやお腹の膨張感等もあり、まだ安心出来る状況では無いようです。特に大腸内のガスは身体を動かしている昼間はさほど問題無いが、夜半身体が休んでいる睡眠時には何時も大腸内に溜り、その結果尾籠な話ですが何回も目を覚ましトイレで放出しなければならない程です。スンナリと出れば良いのですが、時にはなかなか出ない時もあり四苦八苦します。飲んでいる薬の中には、ガスの滞留を妨げる成分もあるが全く効果がありません。体重も僅か半年で3㎏位減りました。これも不安の種の一つです。筋肉が減り、逆に脂肪が増えました。さらには「脊柱管狭窄症」が悪化の一途で、生活には余り支障が無いが数分しか歩けなくなりました。不思議なことにスポーツにはほぼ支障が無く、普通にバドミントンや水泳等は出来ます。まだやるべきことが多々あり、もう少し頑張りたいです。でも最近身近な人が相次いで旅立ち、少し弱気になっています。
来年は「寅年」、虎はライオンと並ぶ「猛獣の王者」であり、「力」や「権威」の象徴です。しかしこれが罷り通るような世界には絶対になって欲しく無いです。来年こそはコロナも収束し景気が良くなり、以前のような生活が送れる年になって欲しいです。これが庶民のささやかな願いです。我国では現在ロナ禍は小康状態ですが、何時第六波が来襲しても可笑しくない状況です。特に新種のオミクロン株は感染力が強力なようなので、早くブースター接種を始めて欲しいです。しかし、現時点では何時になるのやら分かりません。また来年もコロナで始まり、コロナで終わる1年になる予感がします。