呆れ果てて言葉も出ないですね、あのバカ息子には・・・・・・バカ息子ほど可愛いと良く世間では言われていますね。それにしても2度目の不祥事ですね。きつく注意はしたが更迭はしないようですね。政治家のバカ息子程始末に負えない者はいないですね。虎の威を駈る狐です。東京では連立を組む公明が、来る総選挙において自民党候補者を東京都では推薦しないことを決定したようです。正に首相にとっては内憂外患の状況ですね。
でも寛大な国民は首相を支持し、今秋頃と予想されている総選挙でも、与党はさらに票を伸ばすんでしょうね。しかし、よく考えてください、自分の息子さえしっかりと教育出来ないような人間に、果たして一国の指導者が務まるのでしょうか?
不思議なことに何の実質的な成果が無かった「広島サミット」のお陰で、内閣支持率が大幅アップしたそうです。これってまさか冗談では無いですよね、驚きました。国民の多くが評価しているそうです。一体何を持って評価したのか、私には全く分かりません。恐らくゼレンスキー大統領が来日したことが大きく影響しているのかも知れません。彼は「プロパガンダ」と「武器支援」を求めてサミットに参加しただけです。また強面の悪役ロシアと被害者である善人ウクライナの面がことさら強調されたことも否定出来ません。また日本人には古来「判官びいき」が多いことも一因かも知れません。
我々庶民、特に年金生活者は物価高騰により、息も絶え絶えの生活を強いられつつあるのにこの支持率アップは不可解です。
岸田首相は「歴史的に意義のあるサミット」だったと成果を強調しているが、果たしてその通りだったのだろうか?私はその見解に疑問を持たずにはいられない。何故なら全く具体的な成果が見えて来ないからです。「核」についても元広島市長が某新聞で、「核の否定や平和構築に向けた議論は全く無かった」と述べている。その代りに「核」については全く進展せず、ウクライナに対するより一層の支援策等に終始した。これは唯一の被爆地である広島での会議にはそぐわない議題である。ましてや警備上の問題があるとはいえ、学校を休校させてまで開催するとは言語道断である。もし真剣に「核とウクライナ」について議論する会議であるなら、当事国のロシアや核保有国の中国等も招待すべきである。そこで真摯に議論すれば良いのに、まるで両者の対立を煽るかのようなサミットであった。前回でも述べたが、ウクライナは新兵器の実験場や古くなった兵器の処理場と化しいると言っても過言ではない。陰でほくそ笑んでいるのは兵器業者だけである。世界はこんな事態を何時まで放置しておくのか?いま世界は3極に分かれていると言われている。民主主義国家であると自負している欧米、覇権主義に突き進むロシアや中国、そしてその何れにも肩入れしないインドやブラジル等の国々である。これから世界はどの方向に向かって進んでいくのであろうか?その先にあるのは破滅か繁栄か、正に今人類はそのターニングポイントにいる。
現在我国の最大野党の立憲民主党(以下民主党という)が迷走している。何方かが今の民主党は3グループに分かれて再生した方が良いと述べていた。正にその通りであると思う。それにロシアの「ウクライナ侵攻」を受けて、世論は大きく右旋回をしたように私には見える。そのため地方選挙においては民主党やリベラル政党は惨敗を喫し、今後の展望は全く不透明である。また躍進した「維新」にしても、議員の質の問題が露呈しており、与党の受け皿になるのは厳しいと思います。
やはり一度は政権を担った民主党に期待する人は多くは無いかもしれないが、まだまだいるはずです。
今後民主党が生き残る道は、真に国民の目線に立つ政党として、指導力があり、魅力溢れる方を代表に据えることである。もう「忖度政治」とオサラバしたいと思っているのが、一般国民の偽らざる感情だと思考いたします。先ず第一段階として、労働貴族の巣である「連合」とは決別し、真の国民政党へ脱皮して欲しいです。大企業の組合員の票よりも、声なき大衆の声にこそ耳を傾けるべきです。一般国民は今物価の高騰に苦しんでいます、その声を国会に届け、国民の暮らしを安定させる責務が最大野党にはあります。そして来たるべき総選挙において、150議席確保などとケチなことを言わず政権奪取を果たして欲しい。これは私の「初夏の夜の夢」ですかね?
いよいよ今週の金曜日から「広島サミット」が始まるが、岸田首相は「歴史的なサミット」になると盛んに宣伝している。果たしてそうなるのだろうかと疑念を持たずにはいられない。それは「地球上から核兵器を無くす歴史的な第一歩」になると首相は考えているようである。しかし果たして首相の思惑通りにいくのだろうか。現在核兵器を持っているアメリカ、ロシア、中国等はほぼ放棄することは無いと思われるからである。何故なら核兵器は事実上「抑止力」としての力を持っているからである。例えばアメリカはイラク等核兵器を持たない国々には、進攻、空爆等の強硬措置を取ってきたが、核保有国の北朝鮮に対しては経済制裁のみしか行っていない。それに核戦争になれば例え勝利を得たとしても、壊滅的な打撃を蒙るのは間違いない。つまり核戦争には勝者はいないという思想である。
現在は核兵器保有国のみがそれを保持、開発が出来、保有国以外には新たな核の保持は勿論、開発さえを認めないという手前勝手な理屈が罷り通っているからです。先ず核保有国が一斉に放棄するので、未保有国には新たに開発や保持することは認めないということなら分かる。これは素人考えなのでしょうか。一部の大国のみで「サミット」と称する会議で物事を決めても、果たして全世界の多くの貧しい国々は従うのであろうか?増してやロシアや中国が参加しない会議では、絵に描いた餅になり兼ねない。特に唯一の被爆国である我が国においては、北朝鮮の「核保有」は他人事では済まされない重大問題です。もし中国の「台湾侵攻」があれば、連動して北朝鮮も動き、必ず巻き添えになる筈です。
また「ウクライナ侵攻」は世界中に大きな影響を与えており、物価の高騰はその一端に過ぎない。世界にはウクライナだけでは無く、ミャンマー、南スーダン、パレスチナ等でも多くの一般人民が苦しんでいる。もっとそちらにも目を向けて欲しい。もしロシアがこのままウクライナで敗退を続ければ、必ず「核兵器」を使用し、世界は「第三次世界大戦」へ突入していく可能性は非常に高いと思う。そうならないために、国連が「仲介者」としてもっと積極的に乗り出すべきである。