F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 2 MALAYSIAN GP

2009年04月08日 00時36分30秒 | Weblog
1位 J.バトン ブラウン・メルセデス
2位 N.ハイドフェルド BMWザウバー
3位 T.グロック トヨタ
4位 J.トゥルーリ トヨタ
5位 R.バリチェロ ブラウン・メルセデス
6位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
7位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
8位 N.ロズベルグ ウイリアムズ・トヨタ

 今シーズンのF1マシンはスゴいですね。復活したスリックタイヤ、一時的にエンジンの出力を上げるKERS、そして、極めつけは「芝刈り機みたいな」フロントウイングでしょうか(爆)。あのフロントウイング、メチャ幅広くね?という外観もさることながら、心配なのは接触が増えるんじゃぁないかということ。スタート時の混乱等で、チョイとイン側隣のマシンを牽制しようと思い軽く寄せたつもりが勢い余ってリアタイヤでウイングをバキッと踏まれる………、というケースが増えそうな予感。それと、KERSは使い方によってはバトルが面白くなりそうですね。使った瞬間、一気に加速していくのが画面でもわかります。ただ、エンジンの回転を上げて出力を増やす訳ではないので、ドライバーとしては何とも不思議な感覚なのだそうですが。さて、マレーシアGPですが荒れましたね~。ポールのバトンはスタートで大きく順位を落とすわ、ロズベルグがラップリーダーになるわ、マクラーレンとフェラーリが表彰台圏外を走るわ(爆)。そして徐々に雨脚が強くなり、各車スリック→インターミディエイト→ウェットと履き替える為に何度もピットインを繰り返すという目まぐるしい状況に。唯一ピットストップの回数を最小限の1回に抑えていたハイドフェルドが2番手に抜け出してきました。先頭を快走していたロズベルグも、最初のピットストップでバトンに逆転され、その後はズルズルと後退。初優勝は残念ながらなりませんでした。その後、雨脚は視界が全くきかない状態にまで強くなり赤旗中断。40分様子をみたところで雨脚の弱まる様子が全くみられない為レース終了の宣言が出されました。気が付けば先頭に返り咲いていたバトンの優勝が確定。但し、規定周回の75%を満たしていなかった為、ポイントは半分になってしまうのですが。さて、開幕2戦で昨シーズンまでの勢力図が大きく塗り替えられたということがハッキリしました。こんな大きな変化が訪れたのは、’98年に溝付きタイヤが導入されたシーズン以来ですね。開幕戦で、マクラーレンのハッキネンとクルサードが全車1ラップ遅れにしてワンツーフィニッシュを飾ったのは衝撃的でした。さて、このままバトンが全勝優勝するのか?マクラーレン、フェラーリが巻き返してくるのか?今シーズンの今後の展開が実に楽しみですね。