1位 K.ライコネン ロータス・ルノー
2位 F.アロンソ フェラーリ
3位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
4位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
5位 P.マルドナド ウイリアムズ・ルノー
6位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
7位 F.マッサ フェラーリ
8位 B.セナ ウイリアムズ・ルノー
9位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
10位 D.リチャルド トロロッソ・フェラーリ
アブダビGPです。夕暮れ時というビミョーな時間帯に開催する珍しいレースです。ま、アレですね。夕暮れの薄明かりから夜の帳に包まれるまでの空の移ろいを味わうという粋なレースなんですよ。これぞ、わびさび、和の心!で、何となく百人一首を。めぐり逢いてみしやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月かな(紫式部)、ってここ日本じゃなくて中東!アブダビですから!まあ、わびさびはともかく、こういったビミョーな趣を外国の人も楽しんでいるというでしょうね。話が逸れますが、鳥の鳴き声を日本人は言葉として受け止めるのに対し、欧米の人は単なる雑音としてしか感じないという研究がどっかでやっていました。なので、わびさびなどの独特の感性は日本人が誇る精神文化といってもいいと思います、って今回の舞台は中東ですから(しつこい)!何だか話が訳のわからない方向へ行ってしまったので気を取り直してレースの方にいってみたいと思います(汗)。スターティンググリッドはポールがハミルトン、以下ウェーバー、マルドナド、ライコネン、バトン、アロンソの順。可夢偉は15番グリッドというかなり渋目のポジション。そして、ランキングトップのベッテルは燃料規定違反で最後尾スタートという絶望的なポジションです。スタートではハミルトンがポジションを守り、ライコネンが2番手にジャンプアップ。以下、マルドナド、アロンソと続きます。可夢偉はスタートを上手く決め、入賞圏内までポジションアップしてきました。先頭を走っていたハミルトンですがマシントラブルでリタイア。代わって先頭に立ったのがスタートでジャンプアップしてきたライコネンです。このまま逃げ切るか?と思われましたが、そうはさせるかとアロンソが食い下がります。しかし、ライコネンも負けじとアロンソの猛追を振り切りチェッカー、復帰後初の勝利となりました。それにしても、追撃を振り切った相手というのが、フェラーリのアロンソというのも意味深ですね。何しろ、2009年シーズン末にライコネンはアロンソのシートを確保する為にフェラーリから追い出されているのですから。まさに、してやったりといったところでしょうか。そして、3位表彰台に立ったのは最後尾スタートのベッテルです。絶望的なポジションから驚異の追い上げをみせました。アロンソにとっては期待外れの結果でしょうね。優勝も出来ず(優勝すれば7ポイント多く獲得)、更にライバルのベッテルが予想外の3位に入ったのですから。ベッテルが最後尾スタートになったのをみて、きっとアロンソは「ポイント逆転のチャンス!」と心の中でガッツポーズをしていたに違いないと思うのですが、それが3ポイントしか詰めることができなかったのですからガッカリですよね。心なしか、最近のアロンソは冴えない表情が多くなった気がします。そして、可夢偉は2回のセーフティーカーが入るなど、混乱のレースを走り抜き6位入賞。おおよそ、期待を持てるとは言い難い15番グリッドというポジションから見事にジャンプアップです。ファイターの可夢偉らしい、非常にタフなレースだったと思います。今シーズンも残るはあと2戦。ポイント差はベッテル優位の10ポイント。勢いからすると激しくベッテル優位ですが、まだ判りませんよ?ホラ、野球はツーアウトからっていうじゃないですか(って野球じゃないし。爆)。アロンソは何しろあの皇帝シューマッハを引退に追いやった張本人(最初の引退の時です。2006年)。百戦錬磨のファイターですからこのまま終わるわけがありません。と、思うのですがどうでしょう。期待してますよ?
2位 F.アロンソ フェラーリ
3位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
4位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
5位 P.マルドナド ウイリアムズ・ルノー
6位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
7位 F.マッサ フェラーリ
8位 B.セナ ウイリアムズ・ルノー
9位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
10位 D.リチャルド トロロッソ・フェラーリ
アブダビGPです。夕暮れ時というビミョーな時間帯に開催する珍しいレースです。ま、アレですね。夕暮れの薄明かりから夜の帳に包まれるまでの空の移ろいを味わうという粋なレースなんですよ。これぞ、わびさび、和の心!で、何となく百人一首を。めぐり逢いてみしやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月かな(紫式部)、ってここ日本じゃなくて中東!アブダビですから!まあ、わびさびはともかく、こういったビミョーな趣を外国の人も楽しんでいるというでしょうね。話が逸れますが、鳥の鳴き声を日本人は言葉として受け止めるのに対し、欧米の人は単なる雑音としてしか感じないという研究がどっかでやっていました。なので、わびさびなどの独特の感性は日本人が誇る精神文化といってもいいと思います、って今回の舞台は中東ですから(しつこい)!何だか話が訳のわからない方向へ行ってしまったので気を取り直してレースの方にいってみたいと思います(汗)。スターティンググリッドはポールがハミルトン、以下ウェーバー、マルドナド、ライコネン、バトン、アロンソの順。可夢偉は15番グリッドというかなり渋目のポジション。そして、ランキングトップのベッテルは燃料規定違反で最後尾スタートという絶望的なポジションです。スタートではハミルトンがポジションを守り、ライコネンが2番手にジャンプアップ。以下、マルドナド、アロンソと続きます。可夢偉はスタートを上手く決め、入賞圏内までポジションアップしてきました。先頭を走っていたハミルトンですがマシントラブルでリタイア。代わって先頭に立ったのがスタートでジャンプアップしてきたライコネンです。このまま逃げ切るか?と思われましたが、そうはさせるかとアロンソが食い下がります。しかし、ライコネンも負けじとアロンソの猛追を振り切りチェッカー、復帰後初の勝利となりました。それにしても、追撃を振り切った相手というのが、フェラーリのアロンソというのも意味深ですね。何しろ、2009年シーズン末にライコネンはアロンソのシートを確保する為にフェラーリから追い出されているのですから。まさに、してやったりといったところでしょうか。そして、3位表彰台に立ったのは最後尾スタートのベッテルです。絶望的なポジションから驚異の追い上げをみせました。アロンソにとっては期待外れの結果でしょうね。優勝も出来ず(優勝すれば7ポイント多く獲得)、更にライバルのベッテルが予想外の3位に入ったのですから。ベッテルが最後尾スタートになったのをみて、きっとアロンソは「ポイント逆転のチャンス!」と心の中でガッツポーズをしていたに違いないと思うのですが、それが3ポイントしか詰めることができなかったのですからガッカリですよね。心なしか、最近のアロンソは冴えない表情が多くなった気がします。そして、可夢偉は2回のセーフティーカーが入るなど、混乱のレースを走り抜き6位入賞。おおよそ、期待を持てるとは言い難い15番グリッドというポジションから見事にジャンプアップです。ファイターの可夢偉らしい、非常にタフなレースだったと思います。今シーズンも残るはあと2戦。ポイント差はベッテル優位の10ポイント。勢いからすると激しくベッテル優位ですが、まだ判りませんよ?ホラ、野球はツーアウトからっていうじゃないですか(って野球じゃないし。爆)。アロンソは何しろあの皇帝シューマッハを引退に追いやった張本人(最初の引退の時です。2006年)。百戦錬磨のファイターですからこのまま終わるわけがありません。と、思うのですがどうでしょう。期待してますよ?