1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 S.ベッテル フェラーリ
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 K.ライコネン フェラーリ
6位 E.オコン フォースインディア・メルセデス
7位 L.ストロール ウイリアムズ・メルセデス
8位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
9位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
10位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
イタリアGPです。前回ベルギーGPに続き2週連続開催、ダブルヘッダーです。ハミルトンは69回目のポールポジションを獲得。シューマッハのポールポジション68回の記録を更新しました。当分抜かれることは無いだろうと思っていたシューマッハの記録ですが、とうとう抜かれる時が来ましたね。ちなみに、シューマッハは2000年のイタリアGPでアイルトン・セナの41勝に記録が並びました。レース後の記者会見で、シューマッハがセナと勝ち星が並んだことに対する質問に応じていた時、突然感極まって泣き崩れたのを思い出しますね。「ターミネーター」や「サイボーグ」と呼ばれ、冷酷無比といったイメージのあったシューマッハが前触れも無く感情を露わにしたのだからビックリですよ。恐らく、背中を追い続けていた英雄の記録に追い付いて色々思うところがあったんじゃないでしょうか。そんな、シューマッハの記録が抜かれたかと思うと、本当に時の流れを感じますね。さて、スターティンググリッドは先ほど触れた通りポールがハミルトン、以下ストロール、オコン、ボッタス、ライコネン、ベッテルのオーダー。ってマジすか?ストロールとオコンがフェラーリの前にいますよ?リチャルドとフェルスタッペンは新しいパワーユニット使用の為ペナルティで降格していますが、フェラーリの2人とボッタスに関してはガチで予選勝っています。よく見ると1~4番グリッドはメルセデスエンジン搭載車。ここ、フェラーリの聖地でメルセデスパワー炸裂!ティフォジ達はさぞヤキモキしたことでしょう。久々に楽しそうなスターティンググリッドになりました。スタートはハミルトンがイン側のストロールをけん制しつつ1番手でターン1に侵入してホールショット。ストロールは若干引き離され、その隙にアウト側からオコンが先行します。その後方では、マッサが左半分を芝生に乗り上げながらターン1に侵入、立ち上がりがきつくなったのか、ターン2でアウト側のペレスと接触。ペレスはリアウイングが破損しましたが、そのまま走り続けます。続いて、ターン3の高速コーナーでライコネンがボッタスをアウト側から豪快にオーバーテイク。しかし、その後の最終コーナーでボッタスは、これまたアウト側からライコネンを抜き返しました。ストレートでジワジワとライコネンを引き離して行きます。やはり、アウト側からスピードを乗せたまま大きいラインで加速するので、このライン取りの方が立ち上がりのスピードが有利になる様ですね。オープニングラップ、上位陣はオコンとストロールの順位が入れ替わっただけで大きな変動は無し。オコンとストロールの2人、なかなか健闘しています。しかし悲しいかな、マシンの性能差は明らか。ボッタスはストロールとオコンを立て続けにオーバーテイクして行きました。ベッテルも8周目にオコンをオーバーテイク、3番手まで順位を上げています。これで表彰台の3人の面子が揃ったことになりました。さて、レース終盤の41周目。メインストレートで4番手ライコネンと5番手リチャルドの差はパッと見100m程あったのですが、リチャルドが一気に差を詰めてライコネンをオーバーテイク。もの凄い鋭いツッコミでしたね(ライコネンはボケ?)。ライコネンの方もまさか来るとは思ってなかったのでしょう、インがガラ空きになっていました。さて、気が付くと上位陣はいつもの顔ぶれ。ここフェラーリの聖地でメルセデスがブッチギリのワンツーです。フェラーリのベッテルが30秒以上遅れでかろうじてポディウムの一角を確保。これで、ティフォジ達の暴動が起こらずに済みましたね(汗)。予選上位に着けたストロールとオコンですが、残念ながら3強の一角に割り込むことはなりませんでした。さて、今回ポディウムのMCは何とブランドルとアレジの2人!ブランドルがメルセデスの2人を、アレジがベッテルの担当ってな感じですね(何か事務的な表現)。ベッテルはイタリア語で何やら色々喋っていたのですが、多分ファンに対する感謝の言葉を述べていたのでしょう。自分は「グラッチェ」しか聞き取れませんでしたけどね(汗)。ベッテルはイタリア語を使っていた訳ですが、これはティフォジ達にとって最高のファンサービスになるんじゃないでしょうか。例えば、日本人からすると、外人が片言でも「コンニチハ」とか挨拶したらグッと親近感が増しますからね。恐らくベッテルはフェラーリのスタッフとコミュニケーションを取るのにイタリア語を習得したのだと思いますが、これは強力な武器ですね。イタリア語でイタリア人のスタッフとコミュニケーションを取れれば、味方に着けることが出来るだろうし、チーム内での主導権を握ることも可能でしょう。実際、フェラーリのチーム内で権力を掌握していたアロンソもイタリア語を使っていましたからね。スタッフが予選アタックの段取りを失敗した時に、無線で「お前らアホか」とイタリア語で罵ったりして(ダメじゃん)。まあ、主導権に関しては、ベッテル中心でチームが動く体制が既に出来上がってはいるのですが。さて、フェラーリが地元モンツァでのレースを落としたことで遂にメルセデスがランキングでトップに立ちました。今現在勢いのあるメルセデスが有利なのは否めない事実でしょう。しかし、ベッテルのしぶとさを忘れてはいけません。タイトル争いが絡んだ時には不利な状況でも、かなりの確率で王座をもぎ取っています。勢いに乗るハミルトンと「持っている男」ベッテルの争いは最後まで目が離せませんよ?
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 S.ベッテル フェラーリ
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 K.ライコネン フェラーリ
6位 E.オコン フォースインディア・メルセデス
7位 L.ストロール ウイリアムズ・メルセデス
8位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
9位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
10位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
イタリアGPです。前回ベルギーGPに続き2週連続開催、ダブルヘッダーです。ハミルトンは69回目のポールポジションを獲得。シューマッハのポールポジション68回の記録を更新しました。当分抜かれることは無いだろうと思っていたシューマッハの記録ですが、とうとう抜かれる時が来ましたね。ちなみに、シューマッハは2000年のイタリアGPでアイルトン・セナの41勝に記録が並びました。レース後の記者会見で、シューマッハがセナと勝ち星が並んだことに対する質問に応じていた時、突然感極まって泣き崩れたのを思い出しますね。「ターミネーター」や「サイボーグ」と呼ばれ、冷酷無比といったイメージのあったシューマッハが前触れも無く感情を露わにしたのだからビックリですよ。恐らく、背中を追い続けていた英雄の記録に追い付いて色々思うところがあったんじゃないでしょうか。そんな、シューマッハの記録が抜かれたかと思うと、本当に時の流れを感じますね。さて、スターティンググリッドは先ほど触れた通りポールがハミルトン、以下ストロール、オコン、ボッタス、ライコネン、ベッテルのオーダー。ってマジすか?ストロールとオコンがフェラーリの前にいますよ?リチャルドとフェルスタッペンは新しいパワーユニット使用の為ペナルティで降格していますが、フェラーリの2人とボッタスに関してはガチで予選勝っています。よく見ると1~4番グリッドはメルセデスエンジン搭載車。ここ、フェラーリの聖地でメルセデスパワー炸裂!ティフォジ達はさぞヤキモキしたことでしょう。久々に楽しそうなスターティンググリッドになりました。スタートはハミルトンがイン側のストロールをけん制しつつ1番手でターン1に侵入してホールショット。ストロールは若干引き離され、その隙にアウト側からオコンが先行します。その後方では、マッサが左半分を芝生に乗り上げながらターン1に侵入、立ち上がりがきつくなったのか、ターン2でアウト側のペレスと接触。ペレスはリアウイングが破損しましたが、そのまま走り続けます。続いて、ターン3の高速コーナーでライコネンがボッタスをアウト側から豪快にオーバーテイク。しかし、その後の最終コーナーでボッタスは、これまたアウト側からライコネンを抜き返しました。ストレートでジワジワとライコネンを引き離して行きます。やはり、アウト側からスピードを乗せたまま大きいラインで加速するので、このライン取りの方が立ち上がりのスピードが有利になる様ですね。オープニングラップ、上位陣はオコンとストロールの順位が入れ替わっただけで大きな変動は無し。オコンとストロールの2人、なかなか健闘しています。しかし悲しいかな、マシンの性能差は明らか。ボッタスはストロールとオコンを立て続けにオーバーテイクして行きました。ベッテルも8周目にオコンをオーバーテイク、3番手まで順位を上げています。これで表彰台の3人の面子が揃ったことになりました。さて、レース終盤の41周目。メインストレートで4番手ライコネンと5番手リチャルドの差はパッと見100m程あったのですが、リチャルドが一気に差を詰めてライコネンをオーバーテイク。もの凄い鋭いツッコミでしたね(ライコネンはボケ?)。ライコネンの方もまさか来るとは思ってなかったのでしょう、インがガラ空きになっていました。さて、気が付くと上位陣はいつもの顔ぶれ。ここフェラーリの聖地でメルセデスがブッチギリのワンツーです。フェラーリのベッテルが30秒以上遅れでかろうじてポディウムの一角を確保。これで、ティフォジ達の暴動が起こらずに済みましたね(汗)。予選上位に着けたストロールとオコンですが、残念ながら3強の一角に割り込むことはなりませんでした。さて、今回ポディウムのMCは何とブランドルとアレジの2人!ブランドルがメルセデスの2人を、アレジがベッテルの担当ってな感じですね(何か事務的な表現)。ベッテルはイタリア語で何やら色々喋っていたのですが、多分ファンに対する感謝の言葉を述べていたのでしょう。自分は「グラッチェ」しか聞き取れませんでしたけどね(汗)。ベッテルはイタリア語を使っていた訳ですが、これはティフォジ達にとって最高のファンサービスになるんじゃないでしょうか。例えば、日本人からすると、外人が片言でも「コンニチハ」とか挨拶したらグッと親近感が増しますからね。恐らくベッテルはフェラーリのスタッフとコミュニケーションを取るのにイタリア語を習得したのだと思いますが、これは強力な武器ですね。イタリア語でイタリア人のスタッフとコミュニケーションを取れれば、味方に着けることが出来るだろうし、チーム内での主導権を握ることも可能でしょう。実際、フェラーリのチーム内で権力を掌握していたアロンソもイタリア語を使っていましたからね。スタッフが予選アタックの段取りを失敗した時に、無線で「お前らアホか」とイタリア語で罵ったりして(ダメじゃん)。まあ、主導権に関しては、ベッテル中心でチームが動く体制が既に出来上がってはいるのですが。さて、フェラーリが地元モンツァでのレースを落としたことで遂にメルセデスがランキングでトップに立ちました。今現在勢いのあるメルセデスが有利なのは否めない事実でしょう。しかし、ベッテルのしぶとさを忘れてはいけません。タイトル争いが絡んだ時には不利な状況でも、かなりの確率で王座をもぎ取っています。勢いに乗るハミルトンと「持っている男」ベッテルの争いは最後まで目が離せませんよ?