1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 K.ライコネン フェラーリ
6位 S.ベッテル フェラーリ
7位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
8位 R.グロジャン ハース・フェラーリ
9位 E.オコン フォースインディア・メルセデス
10位 C.サインツ ルノー
日本GPです。毎年この台風シーズンに行われる訳ですが、見事晴れのレースとなりました。過日の台風21号は関西地方に甚大な被害をもたらしました。関西国際空港が浸水、タンカーが連絡橋に激突、駐車していた車が横転、瓦が風で飛ばされてガラスを突き破り部屋を直撃する等。今までの台風ではあり得なかった被害が次々に起こりました。台風の威力がこれだけ大きくなった原因は地球温暖化だといわれています。台風の勢力というのは水蒸気の量に比例するので、気温の上昇によりそれだけ多く海水が蒸発し台風の勢力が強くなる、ということですね。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。さて、スターティンググリッドですが、ポールがハミルトン、以下ボッタス、フェルスタッペン、ライコネン、グロジャン、ハートレー、ガスリー、ベッテルのオーダーとなっております。メルセデスは相変わらず強いです。トロロッソの好調も目につきますね。スタートはハミルトンがホールショット。ベッテルはハートレーの前に出て、ガスリーと並走しながらターン2を通過。S字に入る頃にはガスリーの前に出て6番手に浮上。続く、スプーンの侵入でベッテルがアウト側からグロジャンをオーバーテイク。5番手に浮上です。続くシケインではフェルスタッペンがブレーキをロックさせてコースアウト。コースに戻る際、丁度通りかかったライコネンを押し出します。これで加速が鈍ったライコネンをベッテルがオーバーテイク。4番手に浮上です。尚、フェルスタッペンは安全にコースに戻らなかったとの過度で5秒加算のペナルティとなっております。フェルスタッペンはペナルティを受けたことに不満でしたが、これはしょうがないですね。誰が見てもフェルスタッペンに過失があるのは一目瞭然ですから。2周目、ストレートでマグヌッセンの後ろに着けたルクレール。オーバーテイクすべくインにマシンを寄せますがマグヌッセンが急激にラインを変更、ルクレールはたまらずに追突。マグヌッセンはコースアウトし、さらに左リアタイヤがバーストします。デブリを撒き散らし、セーフティーカー出動の原因となりました。マグヌッセンは以前からそのアグレッシブ過ぎるドライビングが批判の的となっていましたが、今回またその悪い癖が出てしまいましたね。8周目にレースは再開。順位を次々と上げてイケイケムードのベッテル。その勢いのままスプーンでフェルスタッペンのインに潜り込みます。が、譲らないフェルスタッペンと接触!フェルスタッペンのサイドポンツーンにヒットした後、リアタイヤにヒット。ベッテルは破片を飛ばしてスピン、コースアウト。順位を大幅に落とします。ベッテルにも言い分があるでしょうが、ちょっと突っ込みが浅かった様に思いますね。エスケープゾーンが舗装されていたので、難無くコースに復帰することが出来たのはラッキーでした。14周目、ベッテルはシケインでルクレールをオーバーテイクして16番手。フェルスタッペンとの接触で最後尾まで後退したベッテルが怒涛の追い上げを開始します。もはや優勝は絶望的ですが、意地と執念で必死の追い上げをしているのでしょう。29周目、ルクレールがシケインでヒュルケンベルグのインに潜り込みます。ヒュルケンベルグがややブロックライン気味だったのと、ルクレールが潜り込んだタイミングが微妙だった為、ヒュルケンベルグはアウト側の走行を強いられコースアウト。後続のペレスにもオーバーテイクされ予想外のポジションダウンです。翌30周目、先ほど漁夫の利でポジションアップしたペレスがストレートでルクレールをオーバーテイク。ターン1に向かう、まさにその時!ピットアウトしてきたグロジャンがペレスの目の前に出てきました。両者に挟まれ行き場を失ったペレス、あわやの場面でしたが首尾よく接触を回避。それにしてもグロジャン、おいしいところで出てきましたね(汗)。35周目、スプーンの侵入でベッテルが再びグロジャンをオーバーテイク。今回はインに潜り込みました。これで6番手。ベッテルは最後尾からここまで追い上げてきました。が、残念ながらこれ以上のポジションアップはなりませんでした。40周目、ルクレールがデグナーで突如叫びながらコースアウト。”AHHH!”、”Something is broken.”、”WOAHHHH!”何かが壊れたルクレール、残念ながらそのままリタイアです。それにしてもルクレール、意外とリアクションがいい感じなので、”リアクション王子”の称号を差し上げたいと思います(爆)。さて、ハミルトンは余裕のトップチェッカー。ベッテルとのポイント差を67に広げました。もはや、ベッテルの自力優勝の可能性は潰えたといって良いでしょう。既に、ハミルトンの5度目の戴冠は秒読み段階、といった状況です。逆転の可能性は限りなく低いですが、ベッテルには最後まで諦めずに悪あがきをして欲しいですね。
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
4位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
5位 K.ライコネン フェラーリ
6位 S.ベッテル フェラーリ
7位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
8位 R.グロジャン ハース・フェラーリ
9位 E.オコン フォースインディア・メルセデス
10位 C.サインツ ルノー
日本GPです。毎年この台風シーズンに行われる訳ですが、見事晴れのレースとなりました。過日の台風21号は関西地方に甚大な被害をもたらしました。関西国際空港が浸水、タンカーが連絡橋に激突、駐車していた車が横転、瓦が風で飛ばされてガラスを突き破り部屋を直撃する等。今までの台風ではあり得なかった被害が次々に起こりました。台風の威力がこれだけ大きくなった原因は地球温暖化だといわれています。台風の勢力というのは水蒸気の量に比例するので、気温の上昇によりそれだけ多く海水が蒸発し台風の勢力が強くなる、ということですね。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。さて、スターティンググリッドですが、ポールがハミルトン、以下ボッタス、フェルスタッペン、ライコネン、グロジャン、ハートレー、ガスリー、ベッテルのオーダーとなっております。メルセデスは相変わらず強いです。トロロッソの好調も目につきますね。スタートはハミルトンがホールショット。ベッテルはハートレーの前に出て、ガスリーと並走しながらターン2を通過。S字に入る頃にはガスリーの前に出て6番手に浮上。続く、スプーンの侵入でベッテルがアウト側からグロジャンをオーバーテイク。5番手に浮上です。続くシケインではフェルスタッペンがブレーキをロックさせてコースアウト。コースに戻る際、丁度通りかかったライコネンを押し出します。これで加速が鈍ったライコネンをベッテルがオーバーテイク。4番手に浮上です。尚、フェルスタッペンは安全にコースに戻らなかったとの過度で5秒加算のペナルティとなっております。フェルスタッペンはペナルティを受けたことに不満でしたが、これはしょうがないですね。誰が見てもフェルスタッペンに過失があるのは一目瞭然ですから。2周目、ストレートでマグヌッセンの後ろに着けたルクレール。オーバーテイクすべくインにマシンを寄せますがマグヌッセンが急激にラインを変更、ルクレールはたまらずに追突。マグヌッセンはコースアウトし、さらに左リアタイヤがバーストします。デブリを撒き散らし、セーフティーカー出動の原因となりました。マグヌッセンは以前からそのアグレッシブ過ぎるドライビングが批判の的となっていましたが、今回またその悪い癖が出てしまいましたね。8周目にレースは再開。順位を次々と上げてイケイケムードのベッテル。その勢いのままスプーンでフェルスタッペンのインに潜り込みます。が、譲らないフェルスタッペンと接触!フェルスタッペンのサイドポンツーンにヒットした後、リアタイヤにヒット。ベッテルは破片を飛ばしてスピン、コースアウト。順位を大幅に落とします。ベッテルにも言い分があるでしょうが、ちょっと突っ込みが浅かった様に思いますね。エスケープゾーンが舗装されていたので、難無くコースに復帰することが出来たのはラッキーでした。14周目、ベッテルはシケインでルクレールをオーバーテイクして16番手。フェルスタッペンとの接触で最後尾まで後退したベッテルが怒涛の追い上げを開始します。もはや優勝は絶望的ですが、意地と執念で必死の追い上げをしているのでしょう。29周目、ルクレールがシケインでヒュルケンベルグのインに潜り込みます。ヒュルケンベルグがややブロックライン気味だったのと、ルクレールが潜り込んだタイミングが微妙だった為、ヒュルケンベルグはアウト側の走行を強いられコースアウト。後続のペレスにもオーバーテイクされ予想外のポジションダウンです。翌30周目、先ほど漁夫の利でポジションアップしたペレスがストレートでルクレールをオーバーテイク。ターン1に向かう、まさにその時!ピットアウトしてきたグロジャンがペレスの目の前に出てきました。両者に挟まれ行き場を失ったペレス、あわやの場面でしたが首尾よく接触を回避。それにしてもグロジャン、おいしいところで出てきましたね(汗)。35周目、スプーンの侵入でベッテルが再びグロジャンをオーバーテイク。今回はインに潜り込みました。これで6番手。ベッテルは最後尾からここまで追い上げてきました。が、残念ながらこれ以上のポジションアップはなりませんでした。40周目、ルクレールがデグナーで突如叫びながらコースアウト。”AHHH!”、”Something is broken.”、”WOAHHHH!”何かが壊れたルクレール、残念ながらそのままリタイアです。それにしてもルクレール、意外とリアクションがいい感じなので、”リアクション王子”の称号を差し上げたいと思います(爆)。さて、ハミルトンは余裕のトップチェッカー。ベッテルとのポイント差を67に広げました。もはや、ベッテルの自力優勝の可能性は潰えたといって良いでしょう。既に、ハミルトンの5度目の戴冠は秒読み段階、といった状況です。逆転の可能性は限りなく低いですが、ベッテルには最後まで諦めずに悪あがきをして欲しいですね。