1位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
5位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
6位 F.アロンソ マクラーレン・ホンダ
7位 K.マグヌッセン ルノー
8位 R.グロジャン ハース・フェラーリ
9位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
10位 J.バトン マクラーレン・ホンダ
ロシアGPです。ソチ・オートドロームは五輪会場の跡地に建設したサーキットです。基本、市街地コースなのですが、同じく五輪跡地の公園を利用したカナダのジル・ビルヌーブサーキットと似た雰囲気を感じてしまうのは偶然ではない気がします。さて、決勝ですが、ロズベルグ、開幕4連勝、昨シーズンから通算7連勝です。しかも今回はグランドスラム達成というオマケ付き(ポールポジション、ファステストラップ、全周回トップ、優勝)。意外とやってそうで、やってなかったという感じの記録ですね。この記録を達成したのは歴代ドライバーの中でも24人だけ。まあ、ただ単に優勝する、というだけの記録ではないですからね。かなりヤバい感じで飛ばしているロズベルグ、悲願のタイトルへと一歩前進しました。さて、ここのところスタートで度々混乱が起こっていますが、クビアト、遂にやってしまいました。直角の2コーナーでベッテルに追突。この時、ベッテルがリチャルドのインに潜り込んでいた為、巻き添えでリチャルドがアウト側に弾き飛ばされています。続いて大きく回り込む3コーナーでベッテルに2回目の追突。ベッテルはスピンしてそのままスポンジバリアに激突してリタイアとなっています。スピンしている途中、ベッテルは目に飛び込んできたクビアトのマシンを見て「またお前か!」と思ったであろうことは想像に難くありません。2度も同じドライバーに追突してリタイアに追い込んでしまい、おまけにチームメイトのリチャルドをも巻き添えにしてしまったクビアト。中国GPの結果を受けて、母国ロシアでもポディウムを狙っていましたが、序盤のミスが(物理的にも精神的にも)響いて11位フィニッシュ。入賞すら出来ないという散々な結果に終わってしまいました。さて、7位にはマグヌッセンが入りました。マクラーレンをクビになってしまい、ルノーに再就職したマグヌッセン、とりあえず新天地で結果を出すことが出来ました。また、ルノーとしてもワークス復帰後、初の入賞です。黄色いワークスのカラーリングを見ると、ターボエンジン時代のルノーワークスマシンを思い出してしまいますね。昨シーズンまでロータスの名義でエントリーしていましたが、もともとこの「ロータス」という名称は、トニー・フェルナンデス率いるケータハムからぶん取ったものです。どうせ、またチーム名称を変えるのだったら、訴訟を起こしてまで「ロータス」の名に固執する必要はなかったんじゃぁないかと思ってしまいます。ルノーのチームの母体を遡ると、かつてアイルトン・セナがデビューしたトールマンというチームに源流を発します。こんな、よく判らないゴタゴタはセナも望んでいないでしょう。かつて、「ルノー」の使用権を争ったケータハムは2014シーズン限りで消滅。権謀術数渦巻くF1の世界ですが、せめて不毛な争いだけはやめて欲しいところです。
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
5位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
6位 F.アロンソ マクラーレン・ホンダ
7位 K.マグヌッセン ルノー
8位 R.グロジャン ハース・フェラーリ
9位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
10位 J.バトン マクラーレン・ホンダ
ロシアGPです。ソチ・オートドロームは五輪会場の跡地に建設したサーキットです。基本、市街地コースなのですが、同じく五輪跡地の公園を利用したカナダのジル・ビルヌーブサーキットと似た雰囲気を感じてしまうのは偶然ではない気がします。さて、決勝ですが、ロズベルグ、開幕4連勝、昨シーズンから通算7連勝です。しかも今回はグランドスラム達成というオマケ付き(ポールポジション、ファステストラップ、全周回トップ、優勝)。意外とやってそうで、やってなかったという感じの記録ですね。この記録を達成したのは歴代ドライバーの中でも24人だけ。まあ、ただ単に優勝する、というだけの記録ではないですからね。かなりヤバい感じで飛ばしているロズベルグ、悲願のタイトルへと一歩前進しました。さて、ここのところスタートで度々混乱が起こっていますが、クビアト、遂にやってしまいました。直角の2コーナーでベッテルに追突。この時、ベッテルがリチャルドのインに潜り込んでいた為、巻き添えでリチャルドがアウト側に弾き飛ばされています。続いて大きく回り込む3コーナーでベッテルに2回目の追突。ベッテルはスピンしてそのままスポンジバリアに激突してリタイアとなっています。スピンしている途中、ベッテルは目に飛び込んできたクビアトのマシンを見て「またお前か!」と思ったであろうことは想像に難くありません。2度も同じドライバーに追突してリタイアに追い込んでしまい、おまけにチームメイトのリチャルドをも巻き添えにしてしまったクビアト。中国GPの結果を受けて、母国ロシアでもポディウムを狙っていましたが、序盤のミスが(物理的にも精神的にも)響いて11位フィニッシュ。入賞すら出来ないという散々な結果に終わってしまいました。さて、7位にはマグヌッセンが入りました。マクラーレンをクビになってしまい、ルノーに再就職したマグヌッセン、とりあえず新天地で結果を出すことが出来ました。また、ルノーとしてもワークス復帰後、初の入賞です。黄色いワークスのカラーリングを見ると、ターボエンジン時代のルノーワークスマシンを思い出してしまいますね。昨シーズンまでロータスの名義でエントリーしていましたが、もともとこの「ロータス」という名称は、トニー・フェルナンデス率いるケータハムからぶん取ったものです。どうせ、またチーム名称を変えるのだったら、訴訟を起こしてまで「ロータス」の名に固執する必要はなかったんじゃぁないかと思ってしまいます。ルノーのチームの母体を遡ると、かつてアイルトン・セナがデビューしたトールマンというチームに源流を発します。こんな、よく判らないゴタゴタはセナも望んでいないでしょう。かつて、「ルノー」の使用権を争ったケータハムは2014シーズン限りで消滅。権謀術数渦巻くF1の世界ですが、せめて不毛な争いだけはやめて欲しいところです。