本日午後、復帰しました
やはり家が一番。ここに座ってコーヒーを
生まれて初めて心臓カテーテル検査を受けた。
結果的に二泊三日の入院だった。
入院する前にネットで散々調べ事前知識を得ていたがそれがどれだけ当たるか。
(以下は素人の記憶であり正確さについては責任を持てませんのでそのつもりでお願いします)
心臓カテーテル検査は小生の場合、左手首からカテーテルを心臓まで通し、そこにカメラを入れて患部を見て必要があれば治療に移行するというもので、治療の必要がない場合や別の治療法が適切等と思われる場合は検査だけで終了するというもの。
小生は当日2番目の実施だったが前者が予定時間を経過したため1時間遅れでスタートした。
なお、当日の朝、採血があった。
入院期間中、血圧、体温、脈拍計測は何回もあり。
上半身裸になり検査治療用の衣に着替える(小生は手首から行うので、下はパジャマを着たままでOK)。
看護師の案内で歩いて心臓カテーテル室に行く。
入口で本人確認が行われて入室。
工場のように機器がが並んでいる(何かあった時に対応するためのものもあるはず)。
照明が明るい。
直接のスタッフは男女で6名位(内医師2名のはず。前日に挨拶があった)だったと思う。
その他、ガラスで隔てられた部屋に何名もいた(多分、レントゲン等機器操作、画像解析などの担当かな?)ように記憶するもオボロ。
センターの台に誘導され仰向けになる。
女性の一人が、初めてのことで緊張しているか聞いてくる。
していると言うと、誰もがそうだが気を楽にしてという。
別の女性からは、痛い時は痛い、気分の悪い時はその旨、身体に痒いところがあったらそう言うよう指示がある。
ここから各処置はその都度、説明がある。
左手首、腕、顔以外は消毒した布状のものがかけられ、露出部分に消毒液を塗る旨伝えられる。
手首は固定されなかったように思う。
手首に局部麻酔の注射をするので少しチクリとする旨説明がある。
(点滴も開始)
「血管を拡げる薬を入れますが一時、少し変な感覚、気分になります」
「造影剤を入れますので一時、身体が熱く感じます」
その通りになった。
局所麻酔のせいかカテーテルがいつ挿入されたかは全く感じない。
この間、幾度も痛くないか、気分が悪くないか聞かれる。
いずれも大丈夫と答える。
検査中のスタッフの指示、相談などの声がリアルタイムで聞こえるのも現況がある程度推測できて安心する。
やがて医師が言う。
「カメラ画像、狭窄部前後の圧測定(だったと思う)の結果、今、直ちに治療を要する狭窄状態でないと判断できます。治療に移行して血管に傷をつけることもないので検査で終了します」
ここまでの所要時間約1時間。
治療に移行すれば更に最低1時間は必要のはずだ。
小生は痩せ形なので手首の血管からカテーテルが入るか疑問だったが問題なかった。
消毒用液体が拭き取られカテーテルが除去されるが何も感じない。
手首の穴が止血のためバンドで押さえつけられ更に手首が動かないようにギブスのようなもので固定。
これは6時間後に出血がなければ外してもらえる。
全体を通じて注射時(一時の)以外の痛みは感じなかった
やがて看護師が車いすを持ってお迎えとあいなる。
ふらつくかもしれないのでスタッフに抱えられて椅子に移動。
点滴は継続なのでそれと一緒に元の病室に戻る。
やがて主治医がやってきて前記の説明と今後の経過観察についての指示がある。
どうも生涯、薬を友にしなければならぬ気がする。
トホホ。
少し遅れてもう一人の医師が来て、良かったね、と言う。
「せっかく覚悟を決めて検査したのにその前後で身体の状態に変化がないというのは肩透かしをくらったようで・・・」
「そんなことはありませんよ」
(切迫した状態でないことが判明したことが今回の成果といえるのだろうが、、、)
ここでカミサンに帰宅の指示をする(偉そうにね)。
なお、固定されているのは左手首だけなので自力でトイレに行けるのが助かる。
遅い昼食が来る。
ところが左腕が動かせないので食べにくい。
カミサンはその前に帰らせたので補助してもらえず難儀なこと。
何とか食べる根性を見せる(誰も見てないから恰好なんて構わないのだ)。
やがて6時間が経過してギブスのようなものが外され左手が自由になる(点滴は既になくなっている)。
概ねこんな流れだったかと思う。
入院前後で同じ状態の身体、、、で帰宅したわけで不思議な気分であります。
しかし、切迫した状況ではないことが分かったことが今回の成果といえましょう。
これでヒヤヒヤしながら生きることからかなり解放されたわけですからね。
カミサンは、次は「ど忘れ多発」頭のカテーテルしてもらいと言っております。
なお、初めての経験でしたが皆親切、気くばり十分で、あれよあれよというまにことが進みました。
しかし、やはり検査は無い方がいいですね。
花も迎えてくれました