先日購入した格安エアーブラシのニードルパッキンを
ゴムのOリングからテフロンリングに交換してみました!
塗料や溶剤によるゴムの劣化が無くなるので塗料の逆流トラブルがなくなります。
少しでも長く使おうかと思われている方にはおすすめですが交換は自己責任でお願いいたします。
あと同じAmazonの格安ブラシですが取扱い店によって少しづつパーツが違うようです・・
物によっては交換出来ないのもあるかもしれませんのであしからず。
分解から組み付けまで画像を載せておきます・・少し長いですm(_ _)m
AIRTEXのアフターパーツから0.3mm用ニードルのテフロンリング
※0.2mm用かもしれません(現行商品調べたらPXP5 ニードルOリングXP729.723とありました)
こちらの品番の方がこのエアーブラシのニードルの外径とテフロンリングの内径がぴったりです!
Amazonで購入したTAIWAN製HD-130No.302の刻印を使用
分解組み立てに必要な道具
付属のレンチ
マイナスドライバー
ダメになったニードルみたいなもの・・
おしりのアジャスター付のカバーを外します
ニードルを固定してるネジも外します
ニードルを引き抜いたら曲げないように保管
画像の部品を外します
ボタンの後ろにあるプレートを外して
ボタンを引き抜きます
ブラシ本体の裏のネジを緩めます
画像は外しましたが内部に突き出している部分がなくなるまでネジを回しておけば取り外さなくてもOKです
中を覗くとマイナスのイモネジが見えます
マイナスドライバーを突っ込んでネジを外します。
こんなパーツが出てきます
このネジはブラシによって違うようです
先日バラシたMMS君ネジはもっと長い形状でした!
その奥にあるゴムのOリングを外します
ポロっととれるのもありますが取れない場合は画像のような細くて先端が曲げられるもので取り外します。
左のゴムのOリングを右のテフロンリングに交換
こんな状態のものを下の画像のように変更します
内部でテフロンがこうなります
取り付けるための分解
先端のカバーを外します
付属のレンチでノズルを外します
小さなパーツですので無くさないように注意!!
このタイプはノズルにOリングがありませんでした(こちらのほうが良いかも)
MMS君のノズルはOリング付でした
ダメニードル(無ければ外したニードルを慎重に)のお尻からブラシ本体に挿入
※注意 ニードルの先端からではないです!
後ろに突き出したニードルにテフロンリングとネジを画像のようにセットします。
ニードルを先端方向へずらしていきます。
テフロンリングがすんなり入ればそのままマイナスドライバーでねじを締めていきます・・
残念ながらテフロンリングが大きくネジを締めこむことができませんでした・・
なのでテフロンリングの外径を小さく削り対処!
再度突き出したニードルにリングをセット
テフロンリングの外径を本体の内径ぐらいまで小さくしたのでリングが奥まで入りました!
マイナスドライバーでネジが回らなくなるところまで締め込みます・・
ニードルは全部引き抜かずマイナスドライバーでテフロンリングの締め付け調整をします
ゴムのOリングは締め込み過ぎるとニードルが動かなくなりますが
テフロンリングはニードルが前後にスルスル動くくらいで調整しておきます。
組立に必要なグリスとシールパッキン
グリスは万能グリスでもOK、シールパッキンはエアーブラシ用を使っています。
シールパッキンを爪楊枝に少しだけ取ります
シール材をノズルのネジに爪楊枝で塗布
※つけすぎてもねじ込むと余分なシール剤は はみ出るだけなので適量が良いです・・
止まる所までノズルを手で回していきます
付属の専用工具でノズルを締め付け
※しめ込む加減に注意です!力を入れすぎるとネジが破断します!
カバーを取り付けます
緩めておいた この部分のねじを締めこみます。
内部にネジが突き出ます(スライダーピンの役目)
この二つのパーツにグリスを塗布しておくことをお勧めします。
ボタン下部のピン(画像の部分)にグリスを塗布
本体内部、エアーの調整部分にあるゴムのOリングと接触するパーツです!
押したボタンが上に戻りにくくエアーが切れないなどの症状が出る時は大抵この部分の作動不良が原因です
本体内部に突き出したネジがこの溝にスラーダーピンなので画像のようにグリスアップ!
金属同士で摩耗するためココの部分のグリスアップは購入後に行いましょう
新品時は大抵グリスが入っていないので・・
ブラシ本体にボタンから組み付けていきます。
次にプレート向きは画像の方向で・・ピンセットなどを使うと入れやすいです!
ボタンとプレートセット完了!
グリスアップした欠き込み部分を下にしてパーツを挿入
次にバネをセット
このパーツを止まるところまでねじ込んで・・
ニードルを曲げないように慎重に挿入
ニードルを止めるネジをセット
このネジはしっかり締めます。
ニードルアジャスターのカバーを取り付ければ完了~
試し吹きOK!!テフロンリングに交換完了!!
Amazonでも取り扱ってるお店によって若干パーツに違いがあるようなので
中にはテフロンが入れられないブラシもあるかもしれません・・
このブラシは少しの加工で取り付けできました^^
使用したテフロンリングの品番はこれ 300円ほどのパーツ。
だいぶ前に購入したものなので現在は入手可能かわかりませんm(_ _)m
AIRTEXの0.3mmのエアーブラシはこのテフロンパッキンより内径が大きいサイズなので
この中華ブラシには0.2mm用のパッキンが合うようです・・
ただニードルは田宮、オリンポスなどの0.3mmと同じ径のニードルなので
AIRTEXはノズルで0.2mmにしているようです。
AIRTEXの0.2mmと0.3mmのニードルはシャフトの径が違うようなので注意です
画像の品番のテフロンリングで注文すれば大丈夫かと・・
逆流して諦めたブラシもOリング部分をチェックすると使えるようになるかもしれません
パッキンの交換で直るケースも多々あります。
意外とOリングの締め込み不足とかで逆流するものもあるので確認してみましょう!!
現在のブラシは最初からテフロンのもがありますので逆流していたら交換ではなく締め込み調整です。
パーツは300円~400円で溶剤に強くなるエアーブラシに変身^^
洗浄剤(アセトン)やウレタン塗料などを多用する方には良いかもです。
※ 交換は自己責任でお願いいたします。
※追記 ジグの着色に使えるかも・・
マイジグ作りで鉛までは鋳造出来てもその先のジグの着色になると
皆さん躊躇するようなので、これが使えそうですというお話・・
Jの仕事では量産なのでサイズは業務用それこそキロ単位塗料缶><
さすがにそれを購入して塗りましょうとは言えないので
使えそうなホビー用の塗料を探してみました!
田宮やクレオスも少量で購入しやすい価格設定でしたが^^
蛍光色とクリアー系が揃うガイアノーツというメーカーの模型用塗料を入手してみた!
メタルジグの背中を塗るのには十分な量で価格も200円前後
洗浄剤や希釈シンナーもサイズが選べて使い勝手が良いかもです^^
蛍光色と黒、15ml(定価は210円らしい、大抵割引して売られているので参考までに)
薄め液は250mlの在庫がなかったのでその上のサイズ
逆に洗浄に使うツールウォッシュが500mlの在庫がなくその下のサイズに・・
シルバーは蛍光色より若干大き目のビンで(定価は630円らしい)50ml
Jのジグ作りではよく使用するカラーなのでこのサイズのほうがよいかも!
仕上げ剤を除いて着色までなら2000~3000円程で十分塗料が揃いますね
二液または一液のウレタンクリアーやプライマー(密着剤)などは小分けでも少々お値しちゃいますが
そのうち試して(塗装して)みます・・
※暇なそうな人(マスオさん)から釣果報告が届いていましたのでUP
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