トライランダーの蔵出し写真館 第2号

http://blog.livedoor.jp/hjmcp604/?blog_id=1266593
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バスターミナル4  甘木バスセンター

2011-07-05 22:29:00 | バス
旧・甘木市の中心に位置する「甘木バスセンター」

かつては西鉄ストアや西鉄旅行などが入る商業施設が併設され、定期券売り場や売店もある一大ターミナルであった。
40番甘木幹線と佐田、長淵、秋月、佐田、田主丸、吉井、美奈木の杜、小郡、鳥栖等への乗り換え拠点として賑わっていた。

しかしながらマイカーの普及、使い物にならなかった国鉄甘木線が第三セクターに転換され、博多・天神への連絡が便利になり、更には不採算路線となった甘木地区の支線全廃により、拠点性は失われ、現在は都市高速経由400番博多・40・41番朝倉街道・JR二日市、杷木、日田バス急行が通過するのみである。従って、西鉄バス同士の乗換拠点という位置付けは完全に失われた。ただし、かつてのランドマーク的存在である名残か、自家用車でここまで送迎する、というシーンが多々見られる。


プレハブの待合所が残るのみとなったバスセンター。


バス停名は「甘木」と表記されているが、車内放送や西鉄時刻検索では「甘木バスセンター」である。


杷木方面、博多・二日市方面どちらの便も、一度ここへ入り込む。


秋月、田主丸方面の西鉄バスを引継いだ甘木観光は、バスセンター前を通るものの、近隣に「甘木中央」バス停を設置し、ここへは乗り入れない。
甘木観光路線バスの運行上の拠点は、甘鉄甘木駅である。

バスターミナル3 下大利駅

2011-07-04 22:14:00 | バス
西鉄大牟田線、福岡より急行で20分弱の下大利駅。
大野城市に所在し、市南西部に造成された大型団地との乗り換え拠点となっている。
バス停名は「下大利駅」で、現在はイオン大野城、南山手団地、平野、月の浦、西鉄二日市等へ向かう21~23系統のバスが存在する。


駅前ロータリーは非常に狭く、ここが終点のバスは降車終了後すぐに乗客を乗せて折り返す。

団地群とは2~3キロの距離があり、かなりの起伏があることから乗客は多い。

下大利駅は現在高架工事が進められており、完成の折には現在と反対側の駅東口に広い駅前広場が出来るようなので、ひょっとしたらバス乗り場も東側へ移されるかもしれない。

参考URL
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/kurashi/toshi/kukaku/simoorihigasi.html

バスターミナル2 南関

2011-07-02 09:37:00 | バス
熊本県南関町は、大牟田市の東側、山鹿市の北東に位置し、九州道のインターチェンジを有する交通の拠点である。
バス交通においても古くから国鉄バスが瀬高~南関~山鹿~肥後大津を結び、九州産交、国鉄、西鉄の3社が乗り入れる一大拠点であった。




産交・JRが利用していた「南関ターミナル」。道路の両側に立派な待合所がある。
現在は、植木一丁目、山鹿市役所、(熊本)交通センター、玉名市役所とひとつ先の南関上町へ向かう路線がある。南関上町行はかつて県境を越えて瀬高駅まで伸びていたが、JRから産交へ移管された後、2009年秋に廃止された。


取材時点ではJRバスは廃止されていたが、まだJRバスの路線案内が残っていた。


待合所に掲げられていた案内図には、「国鉄」の文字が残る。


南関ターミナルに進入する、今は亡き瀬高駅行。

ターミナルの立地や大きさから、戦前に廃止された九州肥筑軌道の南関駅跡かと思ったが、調べてみるとそうではなかった。


南関ターミナルから商店街を2~3分南に進むと、西鉄バスの南関バス停がある。こちらにも小ぶりな待合所と乗務員の待機所がある。
こちらからはは荒尾市の「庄山」乗り継ぎで大牟田までの路線があるが、便数は日中2時間おきと少ない。

西鉄バス南関~庄山線に関しては、過去記事
http://blog.livedoor.jp/hjmcp604/archives/51713457.html
を参照。

この記事中の情報は、取材日2009.8.29現在である。


バスターミナル1 赤間バスセンター

2011-07-01 22:12:00 | バス
宗像市の西鉄バス赤間バスセンター。

赤間バスセンターとは言っても、宗像市中心部やJR赤間駅からは遠く離れている。
旅客案内においては「赤間営業所」の名称が使用され、西鉄HPで「赤間バスセンター」を入力し検索しても、「キーワード「赤間バスセンター」を含むバス停は 0 件あります。
キーワード 「赤間バスセンター」 を含むバス停・駅名はありません。」
と表示され、検索できない。




西鉄バス宗像本社・西鉄赤間自動車営業所を併設する。元々は西鉄成立以前の「舞鶴バス」本社であり、当時は神湊、直方、博多方面への路線網の起点であった。


道路を挟んだ向かい側には、JR鹿児島本線教育大前駅がある。
事実上、「教育大前駅前」バス停である。

現在の路線は、3号線・都市高速経由天神行きの「赤間急行」と旧3号線・都市高速経由の普通便26Aを基幹とし、直方、東郷、鐘崎、海老津方面のローカル便がある。

26Aは一般路線の都市間・長距離系統である。また、20番JR海老津駅前行、75直方バスセンター行は「都市圏」を越えて運行される系統であり、どちらも現在では数少なくなった存在であると言えよう。

尚、すぐそばに「西鉄赤間営業所」という別名称のバス停もあり、宗像ユリックス・グローバルアリーナへ向かうバスのみが停車する。