トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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終着駅を訪ねて1 稚内

2013-05-15 18:40:00 | 
日本最北端の駅、宗谷本線稚内駅。稚内港駅として1928年に開業した。当初の稚内駅は現在の南稚内駅で、1939年に稚内港を稚内に、稚内を南稚内に改称した。現在の駅舎は2011年建設である。



全面ガラス張り、道の駅、バスターミナル併設の駅舎。


2010年に1面1線化された。1日の乗車人員は僅かに119名(2008年)。これは、市の中心地が南稚内駅と分散していること、市内の公共交通は専らバスに依存していること、高校生の通学が殆どないこと、等が挙げられよう。



旧駅舎時代の線路終点地点に建てられたモニュメント。上の写真の後方にそびえるビルは全日空ホテル。



モニュメントから更に北へ進むと、


稚内港北防波堤の岸壁があり、「稚泊航路記念碑」がある。現在もここから樺太・大泊(ロシア名コルサコフ)、利尻島、礼文島への航路が出ている。

○基礎データ
所在地 北海道稚内市中央3丁目
路線 北海道旅客鉄道 宗谷本線
開業 1928年12月
乗り入れバス路線 宗谷バス「稚内駅前ターミナル」
乗客数 119名(2008年)
有人駅 みどりの窓口あり 
訪問日 2012年10月12日

バスターミナル57 稚内駅前ターミナル

2013-05-14 22:36:00 | バス
日本最北端の駅、稚内駅に併設される「稚内駅前ターミナル」。
稚内駅再開発に伴い、JRの駅にバスセンター、道の駅の3つが合築され、地域の拠点となった。


バスターミナル入口。左側がロータリーとなっており、一般路線バスが発着する。この建物の奥が稚内駅である。



ロシアへの玄関口らしく、ロシア語が併記された乗り場。


待合室には窓口もあり、乗車券も発売する。一部の区間では硬券乗車券も販売している。


運賃表。北海道らしく長距離路線が多い。天北線代替バスで音威子府まで3890円。


宗谷岬、ノシャップ岬への行き方案内。ノシャップ岬を含む一部の路線は駅前ターミナルへは乗り入れず、南へ5分ほど歩いた「駅前通」バス停から発着する。ノシャップまでは日中12分間隔と頻発しているが宗谷岬へは僅か7往復である。


5:45発、宗谷岬経由浜頓別高校行。

◎基礎データ
所在地 北海道稚内市中央3丁目6番1号 稚内駅再開発ビル1F
乗り入れ事業者 宗谷バス、銀嶺バス
乗車券類 窓口で発売
連絡鉄道路線 JR宗谷本線
類型 鉄道接続、地域拠点、バス乗継 
訪問日 2012年10月12日