剪定が終わってホッとしたのもつかの間、今の時期春の農作業の一番忙しい時期です。剪定した枝の後片付けや伐採した樹を切って薪にする作業や田圃の作業では苗代作りなど丁度かち合う時期でこの時期を乗り切るまで落ち着かない毎日です。幸いうちでは枝の後片付けと切った樹を運ぶのは大体終わったのでなるべく早く樹の植え替えをしなくてはならない。先日伐採した古い樹をユンボで抜根してその後に大きく植え穴を掘ってもらった所に大苗を移植する作業をする。これもまた体力がいる仕事です。植える前に植え穴に我が家自家製の堆肥を投入する。
毎年ですが堆肥をトレーラーに積む時にカブトムシの幼虫が出てくる。稲藁を畑の開いている所に積んで残飯や生ごみを混ぜて2年寝かせて置いて丁度完熟堆肥が出来る。この幼虫も堆肥作りに一役かってくれている。腐りかけている藁を食べてその糞も肥料になるので助かる。結構いるのでそのままにしておくとカラスが食べにくるので取っておいて欲しい友だちにあげている。今日も電話したら貰いに来た。子供たちが育てて喜んで来ればそれで良い。
さて、作業ですが大きく掘ってもらった植え穴に大量に堆肥を入れる。
堆肥を入れたら他の土壌改良材と混ぜて土をかぶせる。
それから仮植えしておいた5年生(シナノスイートの樹)の苗木を掘り取りして移動する。
根に土をかける。根が土で隠れたらもう一度堆肥や土壌改良剤を根から少し離して撒いておく。
土を掛けて踏み固めて移植完了だ。疲れますがこの瞬間が達成感と言うかこれから活躍してもらいたいと言う期待感がある。いつまでこんなこと出来るか分りませんが出来る限りやるつもりだ。どうせやるならこの位やらなきゃ気が済まない。来年から少しずつ収穫出来ると思う。我が家のルーキーに期待する。