今日の晴れて剪定日和でした。午後4時半頃にようやく丸葉台の樹の剪定が終わる。
午前中で「ふじ」の樹が終わって、最後の通りは風当たりが強いところにある「きおう」の樹を剪定して丸葉台を終了した。長かったな~・・・。でも、あと、これで終わったのではなく、わい化の剪定が少し残っている。でもとりあえずメインが終わったのでホッとしました。剪定中は大枝をチェーンソーで落としながら、また、腐乱病を見つけ次第治療しながら、そして切り口に塗布剤を塗りながらなので時間がかかったのですが、あとは切り落とした木を運べば全て片付きます。何といっても妻が枝を片づけて燃やしてくれたのでかなり助かっています。感謝です!剪定は機械的に早く、効率よくやるものではないと思っています。大きい枝を切り落として出来るだけ多くの成枝に日当たりを良くするように枝の配置を考えて、何といっても樹を健全に保つことと、こまめな鋏入れで摘果作業を効率よくする事と花の数を制限することで樹の負担を軽くして次の年の花芽の事など頭に入れてやっている。丸葉台の剪定は難しいのですがやりがいがある。ある先人が言った言葉に「樹形はあるようで無いようなもの・・・」「樹形は樹齢によって姿を変えるものなり・・・」「樹形は作っては壊し、壊しては作るもの・・・」があります。やはり、養分をよどませて、お日様を当てて成らせる(花芽を着ける)環境を作り、それから空間を空けて作業しやすいように枝を配置すれば自然に樹形が出来る。本当に剪定は奥が深い。だから面白いし、やりがいがある。これは、樹はみなそれぞれ形や性質も違うので、頭で覚えても出来ない。体で覚えるものだと思う。だから、死ぬまでこれだと思う事はないのも剪定だ。まだまだ分からない事ばかりで毎年勉強です。
直ぐ向かいのわい化の樹の剪定を残すところです。後2日半位かかりますが、ラストスパート頑張ります!
八甲田連峰がよく見えていました。1週間前に写した時よりも雪解けが進んでいるみたいで白い部分が無くっているのが分かる。本当に春が来たという感じになってきた。弘前公園の桜の開花の3回目予想では4月16日だそうで予想する度に早まっているようだ。これから忙しさが増してくるな~・・・。