今朝は曇り空で雪が降りそうな天気でした。部屋の窓から見る梵珠山も頂上に雲がかかってきていました。昨日と今日は近くの友達の畑で勉強を兼ねて剪定しに行く。
車で行けば直ぐの所ですが歩いて10分位の所なので歩いて行く。朝起きるたての時間にどうも、両太股のあたりがしびれて調子が良くない。少し動いて体が温まってくれば和らぐので出来るだけ歩くようにしている。まあ、剪定前のウォーミングアップです。いつも何気なく通っている景色が新鮮に目に映る。除雪車が通ったあとは滑りやすく2回転けそうになる(^^;)。
馬頭観音の祠と銀杏の木です。昔、農耕馬が主流の時代に馬の慰霊のために建立されたのでしょうね・・・。
日が差してきましたが、北の空は灰色の雲に覆われていて、何時雪が降ってもおかしくないあやしい天気でした。
岩木山が雲に覆われてかすかに裾が見える程度でした。暫しの軽い運動を兼ねて10分間の徒歩でした。剪定は園主である友達と、うちの親戚の若い者の3人でやっていますが、昨日今日と勉強しに来た友達、そして、午後にはもう2人勉強をしに来た若者もいてちょっと賑やかな一日でした。剪定はやはり、空間を空ける、すなわち、大枝を抜くのが基本であとは空間を利用した素質の良い成り枝の配置だ。何故空間を空けるのか。何故切らずに枝を置くのか。何故間引きをするのか。その理論を頭にたたき込んで、あとは回数をこなして体で覚えれば、あとは自分流でその人の感性とセンス、そして創意工夫だと思う。樹形はあるようで無いようなもの。先ずは樹形を意識しないで、切らずにならせること。花芽が着いたら間引いて、空いているスペースに枝を配置すること。受光表面積つまり、成る枝1本1本に効率よく日が当たるようにすれば自然に骨格が出来て開芯形(半円形)の樹形が出来ることだと思う。1日でも早くその感覚を身につけてほしいものだ。次の世代のために・・・。