今日の午前中は青空が広がり、岩木山が見えていました。山の残雪は殆ど消えてしまったようです。
相変わらず「ふじ」の摘果をしていますが、この樹はここの園地で一番古い樹で60年以上ですが、樹勢が良く、毎年休まずに成っています。
摘花剤が効いていて、良い実と落す実の差がはっきりしているので摘果しやすい。ここの園地は袋をかけるので摘果は一発仕上げでやっています。
「ふじ」ですが結構大きくなっていて、横径を測って見れば38mm前後で生育順調です。
強く摘果して、成りが薄くなったように見えますが、これでも結構成っています。いつでも袋をかけられる態勢です。
昼前に田圃の様子を見に行きました。只今、稲の株が分げつしていて、草丈も伸び、稲も生育順調です。今日は変わりやすい天気で、午前中は晴れていましたが、午後には大気の状態が不安定で、雷が鳴って一時強い雨が降ったり止んだりでした。ラジオを聞いていると一部の地域で雹が降ったようで、明日も大気が不安定で雷が鳴りやすい予報なのでちょっと心配です・・・。雹の被害といえば2008年6月26日に雹の被害を受けたのを思い出します。その年は秋にも雹が降り、9月26日の降雹で殆ど全滅状態でした。大粒の雹が降り、熟した中生種はクラッシュ状態で、日にちが経つにつれて腐敗するものも多く、かなり廃棄しました。春の雹害よりも秋の雹害はとどめを刺されたようにかなりのダメージで、3年はキツかった経験があるので、黒い雷雲が本当に怖いです。農業には気象災害が付きものなので、ただ、被害が少ないことを祈るしかないです。