青森県津軽りんご通販(ヤマサンりんご園)-ブログ

青森県津軽からりんご、りんごジュースを通販(ヤマサンりんご園から、減農薬りんごの最新情報などをご提供します)

寒波一休み・・・

2013-02-22 20:28:46 | Weblog

今朝は昨日よりも積もった雪が思ったよりも少なく我が家の入り口に除雪車が置いて行った雪を片付けてその後はちょこっと周りを片付けてからりんご園に出かける。てんきは曇りではあるが剪定には支障が無い。樹には少し雪が着いている程度だ。やっぱり畑は良いな(^^)v。

雲の切れ間から青空を覗かせて時折お日様が顔を出してくれた(^^)。昨日、結構愚痴ったからかな~(^_^;)。まあ、でも少しでも仕事が進むんだから良いや・・・。

樹の感覚が近いので隣の樹と枝がぶつかってくるので思い切って太い枝を切り落とす。中を空けるとどうにかなる。この太い枝を落とさないと両脇の成り枝に手を出さなくてはならない。そうゆう事は避けたい。だってりんごは枝に成るからだ。(「りんごは枝に成るものなり・・・」 りんご剪定葉隠論語より)樹形を作るには樹冠を広げる。年数が経つにつれ隣と枝が交差する事もある。そのまま行くとどちらか詰めなくてはならない。そうすると樹が強くなってしまう。そうゆう事を避ける為に主幹に近い所に切り返す枝を育ててそれに邪魔する枝から切り落としていく。更新する枝には絶対に先に手を出さない。そうして枝の量を確保出来たら大きい枝を切り落とす。そうすると場所を取らず細かい枝を多く配置できる。樹形が出来るか出来ないかぶっ壊す事が多い。作っては壊し作っては壊す・・・という繰り返しだ。だから奥が深くおもしろいと思う。

色々考えて剪定しているうちにあっという間に夕方になったしまった。今日は一日中天気がもってくれてよかった(^^)。明日からまた寒波が強くなりそうだ。あまり荒れなければいいのだが・・・。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 猛吹雪 | トップ | 寒波が去って・・・3回目の消... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サトマサ)
2013-02-22 22:45:50
こんばんは~ 主幹に近い所に切り返す枝を育ててそれに、、、  数年前から準備してのことですねー  主幹に近い枝は大事にしろと聞いたものです。 当地区ではないが山形県内の一部地区(東根)の剪定の流儀が幹から主枝の先端を遠く伸ばしそれで樹勢を調整。それ故幹周辺には枝を配置せず(樹勢強くなりすぎるからか?)弱った時に戻るに戻れない配置してる。  甚だ合点がいかない切り方してて、樹が可哀想になります。   自分もそうならないよう注意しなくてはと思ってます。 
返信する
Unknown (ヤマサンりんご)
2013-02-23 06:31:31
おはようございます!主幹に近い枝を育てるのは徒長枝上がりの枝では良くなりません。また、背中の枝でも同じ、要するにどちらも養分の流れが強いからです。花芽を付ける条件として日当たりが良い事、養分の流れがよどむ事、後は養分のバランスだと思います。なので果台枝上がりがベスト、候補枝が無い場合は私は腹枝でも利用します。頂部優勢性なので必ずその高い位置に果台枝が着くのでそれのお日様を当ててそれに邪魔する枝から切り落として追い出しを掛けて育てます。そして充分になり枝が掛かってから大枝を抜けば節が着いて腰が入った骨格が出来ると思います。まあ、これがまた難しくまた遣り甲斐があると思います。
返信する
Unknown (サトマサ)
2013-02-23 08:39:14
言われると通りだと思います。主幹に近い枝と言う表現は主枝の元枝が切り払われ戻れなくなると言うことでした。。
文字に表して伝えるのはむずかしいね~(^_^;
今さんは説明、解りやすく上手です。 技術のエキスでした。勉強になりますm(_ _)m
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事