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腐乱病の治療

2020-04-11 20:46:38 | Weblog

今朝は青空でしたが、上空に黒い雲があって、一雨来そうかな・・・?と、思いましたが、降らずに一日持ちました。

りんごの生育が進んできました。

蕾が膨らみ、薄緑になり、花が見えてきました。

りんご園の隅にある啓翁桜が咲き始めました。弘前公園のソメイヨシノも咲き始めたんだろうな・・・。今年は新型コロナウイルスの影響で残念ながら公園が封鎖されたので見に行くことが出来ないので、我が家の畑の桜を見て楽しむとします。

梅の花も昨日から咲き始めています。本当に春めいてきたのは良いのですが、農家はこれから忙しくなるので、気持ち的に春を楽しむ余裕がないような気がします。でも、ふと、近くの花を見て癒やされるのも良いのかな・・・。

一日どんよりとした天気でしたが、日が差す時間帯もあって、まずまずの天気でした。

さて、りんご園の作業ですが、腐乱病の治療をしています。腐乱病はりんごの樹の皮に感染して、そのままにすれば、皮が壊死して枯れてしまうと言う厄介な病気です。早期発見、早期治療で樹を守ることが出来ます。今の時期、りんごの樹は養水分を上げているので、病斑が進行しやすい。今年は多いような気がする。妻が発見して、紐で印を付けておいたところを治療していきます。

結構やられています。

そこで、チェーンソーを使って治療です。

腐乱病を治療する道具はありますが  、病斑部を削り落とすにはこれが一番良いと思っています。チェーンソー彫刻のように茶色の部分を綺麗に削り落とすことが出来るから楽で、効率が良く、腐乱病菌を除去。

この位削れば手で削るよりは再発は少ない。

下に落した削った木屑はそのまま放置です。土の菌に分解されるので、気にしたものではありません(^^;)。

塗布材(木工用ボンドと墨汁を混ぜたもの)を塗って治療完了です!このように樹を守っています。

午後5時半、薄暗くなってきたので今日の作業は終了です。今の時期、色々とやることが山積ですが、この作業は重要なので、早く終わるようにしたいものです。

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