みなさんこんばんは。
5月のクレストナイトレースでは、自作車のシェイクダウンに
明け暮れましたが、レース中にちょっと気になることがあり
ましたので、今後の課題にしたいと思います。
それは、レース序盤が遅い、ということです。
しかも理由は明確で、レース序盤はマシンが曲がらない、
要すればフロントタイヤのグリップ剤塗り幅が少ないと
いうことです。
走行後3分ぐらいするとフロントのグリップが上がって
きてアンダーが解消し、ラップタイムが上がってくるの
です。
走行開始から3分経過時まではベストラップは9秒7程度
なのが、3分過ぎから9秒4までベストラップが向上して、
そのまま6分経過時までそのペースで走行できるのです。
つまり、最初のフロントタイヤのグリップ(アデヒュージョン
ですね)が足りておらず、路面のグリップ剤を拾って徐々に
フロントタイヤのグリップレベルが上がってくるという現象
が生じていると推察します。
そして本当なら、バッテリーの電圧が高い最初の3分に
ベストラップが出るようにフロントタイヤのグリップを上げて
おけば、普通にベストラップ9秒2くらいが期待できると
考えています。
じゃあ、フロントタイヤのグリップ上げればいいじゃん、って
思いますが、レース路面の上がり具合に対して単純にグリップ剤
の塗り幅を広げればハイサイドしてしまうリスクが想定される
ます。
となると、レース開始後3分経過時のタイヤ状態を再現するのが
一番よいと考えます。
この、レース開始後3分経過時のフロントタイヤ状態を再現する
グリップ剤の塗り方やタイヤの拭き方、削り方などをこれから
いろいろ要因分析していくのが今後の大きな課題かなと考えて
おります。