読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『だれでも知っているあの有名なももたろう』(小2に読んだ本)

2018年02月02日 | 笑える本
もう2月ですね!今朝も雪がしんしんと降っています。
今日は、県立高校の出願日です。雪に気をつけていってらっしゃい

さて、1月最終週に小2国語クラスで読んだ本を紹介します。
ももたろう―だれでも知っているあの有名な
五味太郎
絵本館

こちらは、だれでも知っているあの有名な『ももたろう』のパロディです。

お話は、おばあさんが大きな桃を拾い上げるところからスタートします。
そして、その桃から生まれたのがももたろうです。

けれど、ももたろう以外にも、色々な野菜や果物から生まれた「たろう」がいたのを知っていますか!?

そんな調子で、この絵本にはメジャーなももたろうに隠された真実の物語が描かれています(?)!

確かに、本物の『ももたろう』の話には、偏見や思い込みがたくさん含まれていますね…
こちらの絵本は、グローバルな今の時代にぴったりの内容で、読んだ後には楽しい気持ちになります

この絵本は、もちろん基本の『ももたろう』を知っている前提が必要です。
お子さんにとって初めての『ももたろう』は、基本の昔話をお読みくださいね!

昔話のパロディと言えば、太宰治の『お伽草子』や芥川龍之介の『猿蟹合戦』も面白いです。
『猿蟹合戦』では、本物の『さるかに合戦』のその後の話が描かれています。
蟹の運命やいかに!?
お伽草紙 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


猿蟹合戦
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


クラスでは、「昔話のパロディを、自分で作ってみたら面白いかも!」という話も出ましたよ
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『ブーツのぼうけん』(小2に読んだ本)

2017年12月17日 | 笑える本
小2クラスで、以前、きたむらさとしさんの絵本を読んだことがありました。
そこで、お子さんに、同じ作者の本で他に気になるものがないか聞いたところ、リクエストされたのがこちら。
12月第2週はこちらの本を読みました。
ブーツのぼうけん (世界の絵本コレクション)
クリエーター情報なし
小峰書店

この絵本は、ねこのブーツと仲間たちが繰り広げるお話です。
「イワシビスケットさくせん」
「はじめましてマダムクウォーク」
「あてっこゲームしよう」
以上の、三つのお話が載っています。

マンガなのですが、子供向けの分かりやすい笑いというより、シニカルな感じもある内容です。
キャラクターが繰り出すセリフも、「執念深い」「自業自得」「情けは人のためならず」など、お子さんにとっては勉強になりそう…

クラスでは、「あてっこゲームしよう」を読みました。
ネコたちと一緒に、お子さんもゲームを楽しんでいましたよ

ちなみに、この絵本は完全にマンガのコマ割りで描かれているので、大人数向けの読み聞かせには不向きです。
ご家庭での読み聞かせで読んでみてはいかがでしょうか。
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『桂かい枝の英語絵本 転失気』(小4・小6に読んだ本)

2017年07月06日 | 笑える本
現在、小4生は「ぞろぞろ」という落語のお話を学習しています。
そこで、6月第4週の小学生国語道場では、こちらの落語を読みました。
桂かい枝の英語落語 転失気
桂かい枝・文 マスリラ・絵
汐文社

こちらは英語落語の絵本で、英語と日本語が併記されていますが(むしろ、英語がメインなのですが…)、クラスでは日本語を読みました。

ある寺の和尚さんが、お医者さんに往診に来てもらいました。
診察の後、お医者さんが和尚さんに聞きました。
「転失気(てんしき)はございますか。」
「テ、テンシキ…?」
知ったかぶりをしてしまった和尚さん、「テ、テンシキはただいまはございません。」
「あ、さよか、ならばそのように薬を調合しますので、後ほど珍念さんに取りに来ていただきますよう、どうぞお大事に。」

さあ、焦った和尚さん、どうやったらテンシキの意味を知ることができるのか…。
そこで、小僧の珍念に、町へ行ってテンシキの意味を調べてくるように言うのですが…。

勘違いが勘違いを呼ぶ面白さ、そしてテンシキの本当の意味とは…?

お子さんたちも笑いながら聞いてくれました。


ちなみに、英語落語も、もちろんとっても面白く勉強になります。
あとがきに「アメリカ公演」での出来事が書かれているのですが、それもまた、ハプニングがたくさんあり面白い!
楽しそうに新しいことに挑戦している桂かい枝さん、人生を楽しむ達人のような方です。
きっとご苦労もたくさんあるのでしょうが、そんなことすら笑い話に変えてしまいそう。

英語落語を演じると、感情をこめて会話文を読まないといけないので、英語が上達するそうですよ!
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『都道府県の持ち方』(小5・小6に読んだ本)

2016年11月04日 | 笑える本
以前、小学生国語道場で、都道府県の勉強についてお子さんたちと話したことがありました。
そこで、先週金曜日の小5・小6の国語クラスでは、こちらの本を読みました。
都道府県の持ちかた (ポプラ文庫)
バカリズム
ポプラ社

バカリズムのネタでおなじみ(ちょっと古い?)、都道府県の持ち方。
この本では、全都道府県の持ち方が紹介されています。
持ち方も面白いのですが、各都道府県の情報も負けず劣らず面白い!

クラスでは、北海道、埼玉県、神奈川県、千葉県、石川県、滋賀県、長崎県を読みました。
みんな、笑いながら聞いてくれました。
(しかし、千葉県民には、千葉はもうチーバ君にしか見えないですね…)

また、「ワンルームだった場合住みにくい都道府県ベスト3」のページも、お子さんたちに大人気でした!
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『いいから いいから2』(学習センター(小1~小6)で読んだ本)

2016年07月13日 | 笑える本
今日は、小学校での読み聞かせでした。
担当クラスは、学習センター。
1年生から6年生までの少人数クラスです。

今日は3冊読みました。まずは、1年生がリクエストしてくれたこちらから。
いいからいいから〈2〉
長谷川義史
絵本館

ある日、主人公の男の子(ぼく)とおじいちゃんは温泉旅行へ行きました。
仲居さんがご飯を用意してくれたのですが、なぜか3人前?

夜になってふとんに入るころ、胸が苦しくなって目を開けると…
「おっ、おっ、おばけ!」
枕もとでおばけが笑っていました。

ぼくはあわてておじいちゃんを起こしますが、
おじいちゃんは慌てず騒がず「えっ、あらまっ、でましたか。いいから、いいから。ゆっくりしてください」
とおばけをおもてなし。

ここからの展開は、ご想像通り!?

こんなおじいちゃんがいれば、人生楽しそう!!
明日は、2冊目の本をご紹介します。
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