読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『やい トカゲ』(小4に読んだ本)

2023年08月26日 | 気持ち・心・体の本
8月第1週の小学生国語クラスでは、夏休みの宿題ドリルに載っていた文章の原典である、こちらの本を読みました。
 
この物語は、息子が小学生だった頃、国語の教科書に載っていました。(今は、市が採用する教科書会社が変わってしまったので、載っていないのですが…)

主人公の男の子は、いつも乗っていた自転車をなくしてしまいます。
いつもあって当たり前だったことが、なくなってしまうことによる喪失感。
そして、そんなときにたまたま男の子と目があったトカゲ。
「やい、自転車をなくしていい気味だぞ」とトカゲの横目が言っているように感じた男の子は、ロウ石をトカゲがいる石に投げました。
ロウ石は石にあたったのですが、それはバウンドしてトカゲに当たってしまい…。

このお話の「自転車」を自分の大切なものに置き換えてみると、この物語はどの世代にとっても、心に響くように思います。
あって当たり前のものの大切さは、なくして初めて気づくのかもしれません。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村  ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです!

塾教育ランキング ←こちらもクリックしていただけると嬉しいです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『天までひびけ!ドンドコ太鼓』(小3に紹介した本)

2023年01月11日 | 気持ち・心・体の本
昨日の小3オンライン国語クラスでは、長文読解で取り上げられていたこちらの本を紹介しました。
 主人公のマイは小学4年生。
小学1年生のときから、太鼓を習っています。こども太鼓の名前は「ドンドコ太鼓」。
他の4年生の女子は、ほのかちゃんとアミちゃん。二人も1年生から一緒に太鼓を習っていて、クラスも同じ仲良し3人組です。
町内会の夏祭りで、ドンドコ太鼓は演技を見せることになっています。
今年は、4年生の女子の見せ場があるのですが、ほのかちゃんとアミちゃんはマイほど太鼓に燃えていなくて…。

こちらは、太鼓の話というよりは、女子の友情物語です。
読んでいて、小学4年生頃の人間関係がリアルに思い出されて、ちょっと苦しくなるくらいでした…。
「狭い人間関係に固執しなくても大丈夫だよ」と、マイに声をかけてあげたい…。でも、最後はハッピーエンドなので、安心して(?)お読みください。

女子特有の微妙な人間関係が描写されていますので、小学生女子の気持ちを知りたい方におすすめです。

また、「国語学習」という視点では、物語文の心理描写を読み取るのが苦手なお子様にも役立つと思います。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村  ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです!

塾教育ランキング ←こちらもクリックしていただけると嬉しいです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『こころのえほん』(小3に読んだ本)

2022年04月26日 | 気持ち・心・体の本
4月第4週の小学生国語クラスでは、本を2冊読みました。
1冊目は、こちらです。
 先週、生徒さんからリクエストされた、なかえよしを&上野紀子さんの作品です。

目には見えない心の大切さについて書かれています。
やさしい言葉で書かれていますが、子どもだけではなく、大人もはっとさせられると思います。

「心は、自分のことだけでなく他の人のことを思うことができる、ものすごいものなのです」
そんな心を大切にしていきたいと思わされる1冊です。

この絵本が伝えたいことを皆が理解できれば、もっと住みやすい世の中になるのではないでしょうか。
ぜひ多くの人に読んでいただきたい絵本です。

2冊目の本については、次回のブログでご紹介します。
人気ブログランキング←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『心ってどこにあるのでしょう?』(小2に読んだ本)

2021年08月12日 | 気持ち・心・体の本
7月最終週の小2国語クラスでは、絵本を2冊読みました。
1冊目は、こちらです。
 好きな人に会うと、ほっぺが真っ赤になったり、胸がどきどきしたり…
心は、ほっぺや胸にあるのでしょうか。

人間だけでなく、動物たちも登場し、心はどこにあるのか考えます。
気持ちと体の反応とを関連させて、心について考えさせられる絵本です。

あたたかいタッチのいもとようこさんの絵と、色々な気持ちを持つことを認めてくれるような優しい文章がぴったりです。
読んだ後に、心が温かくなる絵本です。

第65回読書感想文全国コンクールの課題図書です。

2冊目の絵本は、次回のブログでご紹介します。
人気ブログランキングへ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『どんなかんじかなあ』(小3、小5に読んだ本)

2021年04月01日 | 気持ち・心・体の本
先週の小3国語クラス、小5国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 目の見えない友達、耳が聞こえない友達…。
主人公の男の子は、目を閉じたり、耳をふさいだりして、「どんなかんじかなあ」と考えてみます。
読み進めていくと、思いがけない事実がわかります。

相手の気持ちになって、「どんなかんじかなあ」と考えてみること。
子どもだけでなく、大人にも大切なことだと思います。

クラスでは、主人公ひろくんの新たな発見に、時に笑い、そして後半は神妙な表情で聞いてくれました。
人気ブログランキング ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪ 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする