先週、笑える節分の絵本を読んだ小2クラスですが、今日は少し切ない節分のお話を。
おにたのぼうし (おはなし名作絵本 2) | |
あまん きみこ | |
ポプラ社 |
『おにたのぼうし』(絵本)
文・あまん きみこ
絵・いわさき ちひろ
まことくんの物置小屋に住んでいて、おにたという黒鬼の子どもが住んでいました。
おにたは気のいい鬼で、まことくんがなくしたビー玉を拾ってきてやったり、
にわか雨の時に干し物を取り込んだり、お父さんの靴をピカピカに光らせていたこともあります。
けれど、今日は節分の日。
まことくんが豆まきをしたので、おにたはまことくんの家から出ていくことにしました。
おにたが、いい家がないかと探していると、豆のにおいもせず、ひいらぎも飾っていない家を見つけました。
そこの家には、病気のお母さんと、女の子がいました。
女の子は、何も食べていない様子です。
そこで、おにたは男の子に変身して…。
この絵本の中に出てくる人に悪い人は誰もいません。
みんな優しい人たちだからこそ、最後の結末が切なく胸に迫ります。
にほんブログ村 ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです!
塾教育ランキング ←こちらもクリックしていただけると嬉しいです!