5月第2週の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
ソフィアは虫が大好きな小学生の女の子。
2歳のときから虫が大好きだったソフィア。
5歳になるころには虫にずいぶん詳しくなりました。
幼稚園の頃は、虫好きのソフィアを周りのみんなは認めてくれていて、虫クラブを作って友達と楽しんでいました。
けれども、小学校に入ったら、何もかも変わってしまいました。
虫の話を聞きたい子など一人もいない。
それどころか、虫好きのソフィアをからかったり、ソフィアの虫を殺したりする子までいる始末。
ソフィアは1年生になってから半年たったころ、いったん虫好きをお休みすることにしました。
けれども、あまりにもしょんぼりしているソフィアを見ていられなくなったお母さんは…。
この絵本は、実在する「虫ガール」ソフィア・スペンサーちゃん(出版当時11歳)によって書かれました。自分が大好きなことを、とことんまで追求する姿が素敵です。
そして、母親である私は、ソフィアの素晴らしさはもちろんのこと、子どもの好きなことを肯定し応援する、お母さんの寛容さと行動力にも感心しました。
子どもをよく観察して、その子の好きなことや得意なことを伸ばしていけば、子どもは自分でどんどん伸びていくのではないでしょうか。
生徒さんも、楽しそうに聞いてくれました!
この地域は自然がいっぱいなので、「虫ガール」は多いかも!?
最近、絵本を読み聞かせて思うことは、絵本は子どもにとって大切であるのはもちろんですが、大人にも多くの気づきを与えてくれるということです。自分の子どもたちが小さかった頃は、読み聞かせることに必死で、正直ここまでは考えていませんでした。けれども、年を重ねて人生を俯瞰して見ることが増えてくると、意外なものが知らないうちに自分のためになっていたことに気づかされます。
今まで読んできた絵本も、改めて読むと、新しい発見があるかもしれません。
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