今週のオンライン小3国語クラスでは、こちらの本を紹介しました。
こちらの一部が、長文読解の題材として使われていました。
この本では、
・バリアフリーとはどんなことか。
・からだが不自由な人の立場で町を歩くと、どんなことが分かるか。
・だれもが使いやすい道具とは?(ユニバーサル・デザインについて)
といったことを知ることができます。
授業では、「バリアとは何を意味し、バリアフリーとは何を意味するのか」、
また、「ユニバーサル・デザイン」についてお話しました。
ちなみに、この本が出版されたのは1998年。
目が不自由な方でもわかるようになっている様々なしるしの例として、カセットテープやJRオレンジカードなどが写真付きで挙げられていて、時代を感じました…。
また、電車を使って車いすで会社に通っている方の通勤ルートも挙がっていたのですが、この時代はほとんどの駅にエレベーターがなかったのですね!
駅員さんたちが数人がかりで、階段の上り下りの手助けをしている写真もありました。
今は、エレベーターが多くの駅に設置され、随分改善されてきたと思います。ただ、今でも車いすの方々はもちろん、ベビーカーを使っている方々、妊婦さんなど、不便さを感じていらっしゃる方々は多いのではないでしょうか。
以前、国語の読解問題で、車いすで世界を旅している方の文章を読んだことがあります。文章のタイトルを正確に覚えていないのが申し訳ないのですが、その方がおっしゃっていたのが「心のバリアフリー」。その方が段差などで困っているときには、周りの人がすぐに手助けしてくれたそうです。
エレベーターやスロープなどの設備の充実に加えて、お互いに助け合うことが当たり前の世の中になっていくといいですね!
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