読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『みえないってどんなこと?』(小3に読んだ本)

2021年03月11日 | 障がいについて知る本
先週の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 ある日、目の不自由なめぐみさんが小学校にやってきました。
めぐみさんと盲導犬のエルバとの触れ合いを通して、子どもたちは「見えない」ことについて学んでいきます。
子どもたちはアイマスクをして、目が不自由な人が周りの物をどのように認識しているか体験します。

後半には、点字や牛乳の紙パックにあるへこみ、シャンプー容器のでっぱりなど、目が不自由な人のために工夫されていることが紹介されています。
目が不自由な方のお手伝いをするためにはどうすればよいか、ということも書かれています。

すべてひらがなで書かれているので、低学年のお子さんでも読めると思います。ただ、絵本に描かれている内容は幅広く、小学校のどの学年でも気づきがあるのではないでしょうか。

クラスでも、熱心に聞いてくれました。
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『まるわかり!パラリンピック』(小5・小6に読んだ本)

2016年09月18日 | 障がいについて知る本
パラリンピックでは熱戦が続いていましたね!
パラリンピックについての報道も以前より多くなった気がします。
お子さんたちから、パラリンピックの選手や種目についての話を聞くこともちらほら。

そこで、先週金曜日の小学国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
パラリンピックってなんだろう? (まるわかり!パラリンピック)
クリエーター情報なし
文研出版

こちらの本では、パラリンピックの歴史や、特徴、記録など様々なことが紹介されています。

中でも、お子さんたちが興味津々だったのが、パラリンピックの競技です。
ボッチャや車いすバスケットボール、シッティングバレーボールなど、普段は耳にする機会が少ない競技もたくさん。
私が読むのを聞くだけではあきたらず、説明書きの細かい文字も読もうとして、どんどん本に寄ってくるお子さんたち。

なかなか読み応えのある本なので、興味のある方はぜひ手に取ってじっくり読んでみてください♪
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『雨のにおい 星の声』(小4~小6に読んだ本)

2014年06月25日 | 障がいについて知る本
今日は、小学校での読み聞かせでした。
私は、初めて学習センタークラスで読むことに!
ドキドキ

高学年でしたので、タイトルが素敵なこの本を読みました
雨のにおい 星の声 (えほん・こどもとともに)
赤座憲久・文 鈴木義治・絵
小峰書店

このお話は、目の見えない子どもたちが主人公です。

目が見えなくても、雨や風や星を感じる子どもたち。

実際の子どもたちの作文や詩も随所に織り交ぜながら、お話は進んでいきます。

子どもたちの素晴らしい想像力や感覚の鋭さを感じさせられます。


静かにゆったりとした気持ちで読みたい一冊です
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『算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし』(絵本)

2013年10月07日 | 障がいについて知る本
算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし 算数障害を知ってますか?
バーバラ・エシャム・文 マイク&カール・ゴードン・絵 品川裕香・訳
岩崎書店

算数ならだれにも負けないと思っている小学3年生の男の子、マックス。
しかし、担任の先生が計算問題をやるときに、時間を競わせるようになってから、算数ができなくなってしまいます。
家で練習したときはできた問題が、時間を競わせるようなテストをされると、できなくなってしまうのです。
計算テストでは、マックスがいつも一番最後。
何でも一番になりたがるデヴィッドは、マックスのことを「マックス、マックス、バカックス」と言ってからかいます。

マックスは自信を喪失してしまいます…。

ある日、算数の宿題をやろうとしたマックスは、ノートがないことに気が付きます。
ますます、落ち込むマックス。

しかし、そのノートは学校で先生に拾われていました。
そして、そこに書かれていた内容が、先生たちを驚かせることになるのです

小学校の頃は、「計算ができること」と「算数ができること」が同じことだと思われがちですが、実は、著名な数学者の多くは計算が苦手だったのです。
私も、以前テレビで著名な数学者の方が、「小学校の頃は算数が嫌いだった。計算ドリルが苦手で…」という話をされていたのを覚えています。

算数は、高学年になればなるほど、単なる計算ではなく「数の概念を理解して、数学的思考をする力(その数が意味することを理解して、与えられた問題の答えに行きつく方法を考える力)」が求められます。
絵本の最後にも書かれていますが、幼児期から、生活の中で数の大きさを意識する体験をせずに、単に計算手続きを教えてしまうと、計算はできるけれど、その計算が意味することが分からないということになる可能性もあるそうです。

私どもの塾には、算数クラスもありますが、答えが合っているかどうかではなく、「どう考えたか」ということを重視して指導しています。
時間を競わせる計算テストも行っていません。

では、学習進度はどうかというと、学校よりも速く、算数道場クラス(頑張りに応じて先の内容に進めるクラス)のお子さんの中には、小学生で中学生の範囲に進んでいる生徒さんもいらっしゃいます。

「じっくり考えて答えにたどり着く」というのは、一見時間がかかりそうな方法ですが、長い目で見るとお子さんの算数能力を伸ばす近道なのではないかと思っています。

算数クラスは夫が指導していますが、保護者の一人の意見として(うちの息子たちも通っているので)おススメです(あ…、後半は塾の宣伝になってしまいました…
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『五体不満足』(本)

2013年07月16日 | 障がいについて知る本
もうすぐ夏休みですね

夏休み中、矢野学習教室では、漢検を行います
漢検を申し込んだお子さんたちは、漢字に対する学習意欲が違います

合格目指して、がんばりましょう

さて、昨日の小学生国語クラスでは、こちらの本を紹介しました。
五体不満足 完全版 (講談社文庫)
乙武洋匡
講談社

小学校の100冊にも選ばれているこちらの本。

クラスでは、「まえがき」だけ読みました。

乙武洋匡さんを知らない子もいたので、簡単に紹介しました。

「手足がなく、車いすで生活している」という話をしたら、「ええーーっ!」と驚いていたお子さん達ですが、
大学生の時にこの本を書き、その後、スポーツ誌の記者をしたり、小学校の先生もしたり…といった活動を紹介すると、
今度は「へえーーっ!」という驚きに。

「まえがき」だけ読んだのですが、文体が面白いので、みんな興味津々の表情で聞いてくれました

教室に置いてありますので、ぜひ読んでみてくださいね
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