読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『翻訳できない世界のことば』(小4・小6に読んだ本)

2017年04月21日 | 世界に目を向ける本
4月第一週の小学生国語道場では、こちらの本を読みました。
翻訳できない世界のことば
エラ・フランシス・サンダース 前田まゆみ・訳
創元社

こちらの本には、文字通り「翻訳できない世界の言葉」が108つ、紹介されています。
クラスでは、お子さんたちに選んでもらった、以下の言葉を読みました。

「木漏れ日」(日本語)
「ぼけっと」(日本語)
「わびさび」(日本語)
「フォレルスケット」(ノルウェー語)
「コティスエルト」(カリブ・スペイン語)
「グルファ」(アラビア語)

原書は英語で書かれているこちらの本では、日本語の言葉も「翻訳できない世界の言葉」の一つ。
普段、当たり前のように使っている日本語の言葉が、他言語においては「一語で翻訳できない」ということに、お子さんたちは新鮮な驚きを感じたようです。

「フォレルスケット」は、小学校高学年に大うけ!
「コティスエルト」は、「あえて1単語で言う必要があるのか!?」という話も…

面白い言葉の数々に、とっても盛り上がりました!
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”My First ABC Book"(小4に読んだ本)

2017年04月19日 | 英語の本
4月から、小学生英語クラスを新規開講しました。
昨年度までは月に二回の授業でしたが、今年度からは毎週授業を行います。
たくさん英語に触れることで、楽しみながらしっかり英語の基礎を身につけていって頂きたいと思います😊

さて、4月第一週と第二週の小学生英語クラスでは、こちらの本を読みました。

My First ABC Book
クリエーター情報なし
Dorling Kindersley Publishers Ltd

この本には、AからZまでのページに、その文字から始まる単語が、写真と共に載っています。
apple,blueなど基本的な言葉もたくさん載っていますが、vulture(ハゲワシ)やotter(カワウソ)など、日本の英語教科書にはなかなか載っていない単語も。
鮮やかな色彩、様々な人種の子どもたちの写真…、日本の絵本とは違った雰囲気を味わえます。

最後のページでは、本に出てきた単語の写真がいくつも登場!
お子さんと一緒に、単語当てゲームを楽しむことができます😉

英語学習を始めたばかりのお子さんでも、楽しめる1冊です。

塾に置いてありますので、お気軽にご覧ください。

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『むしたちのさくせん』(小2に読んだ本)

2017年04月17日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
暖かくなってきましたね!
今日、草取りをしていたら、テントウムシを発見しました♪

虫がいよいよ活動し始める時季。そこで、4月第1週の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。
むしたちのさくせん (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
宮武頼夫・文 得田之久・絵
福音館書店

こちらの本では、敵に見つからないための虫たちの作戦が紹介されています。

例えば、周りの草や地面の色に似せる、かくれんぼ作戦。
死んだ真似をする、死に真似作戦。
敵を脅かして身を守る、脅かし作戦など…。

虫たちはいろいろな工夫をして、身を守っています。

最後のページで紹介されているアゲハチョウの作戦は、お見事!!

お子さんも、興味津々で聞いてくれました。
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『数ってどこまでかぞえられる? グーグルのもとになったことば』(小3、小5、小6に読んだ本)

2017年04月10日 | 数・図形・算数に親しむ本
この春休みは、息子たちがそれぞれ高校・中学に進学するため、その準備などで落ち着かない日々でした。
先週の金曜日に入学式があり、今日から二人とも元気に学校へ。

二人とも新生活を楽しみにしているようなので、親としてはとりあえずホッと一安心

そして、先週は当塾において、連日無料体験授業が行われました。
私どもの塾では、入塾希望の方には必ず無料体験授業を受けていただいております。
それは、入塾を決めるにあたり、私どもの塾の雰囲気や授業内容を知っていただきたいという思いがあるからです。
先週体験授業にいらっしゃった生徒さんたちは、みんな熱心に学習に取り組んでいて、私どももとても嬉しかったです

無料体験授業は随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

さて、今日は3月第4週に小5・小6生に、第5週に小3生に読んだこちらの本をご紹介します。
数って どこまで かぞえられる?: グーグルのもとになったことば (児童図書館・絵本の部屋)
ロバート・E ・ウェルズ 作 せなあいこ 訳
評論社

この本で最初に登場する数は10.
では、10に0をひとつ、つけると?
さらに100に0をひとつ、つけると?

それをどんどん繰り返すと、とんでもない数になっていきます。

最後に登場するのは、ゼロが100個付いた数、グーゴル!

グーゴルって、頭の中では作れる概念ですが、現実にはものすごい数です…。
人間の頭の中の世界は、現実世界よりもずっとずっと広いのだということを感じさせられます。
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『世界のむかしばなし』(小1・小3に読んだ本)

2017年04月04日 | 童話・昔話・名作
小学生の国語クラスでは、時々小学生新聞の書評欄の記事を音読することがあります。
お子さんたちが気に入った本があれば、私が探してきて授業最後の読み聞かせで読むことも。

3月第4週の小1・小3国語クラスでは、「書評」を読んでお子さんたちが気になっていたお話が載っている、こちらの本を読みました。
世界のむかしばなし
瀬田貞二・訳 太田大八・絵
のら書店

この本には14編の昔話が載っています。
クラスでは、お子さんたちに気になるお話を選んでもらいました。

小1クラスでは、「いたずらおばけ」と「この世のおわり」を読みました。

「いたずらおばけ」はイギリスの昔話。
昔あるところに、ひとりのおばあさんがいました。
楽し気に暮らしていましたが、実は貧乏で独りぼっちなのでした。
ある夏の晩のこと、うちへ急ぐ途中、道端のどぶのなかに、黒い大きなつぼを見つけました。
つぼのふたをとって、中をのぞくと、なんと!!つぼは金貨でいっぱいでした!
おばあさんは、「どうしよう、私は金持ちになったようだよ!」と驚きます。
重くて持てないので、ごろごろひっぱって帰るほかはないと思いました。
ごろごろつぼを引っ張って、ふと振り返ると、なんとそこには…

どんな状況でも、プラス思考のおばあさん。
人生を楽しく生きるヒントが隠れています

「この世のおわり」はフィンランドの昔話。
あるとき、小さなめんどりが、森の中を歩いていると、どんぐりが一つ、めんどりの頭に落ちました。
めんどりはたまげて「空が粉々になって、落ちてきたんだわ。この世の終わりが来たんだわ」と大騒ぎします。
めんどりの話を聞いた他の動物たちも大騒ぎ。

このお話は、笑い話ではなく、最後は本当に「この世のおわり」というべき終わり方をします。
視野が狭いことやパニックになることの恐ろしさを感じます。


小3クラスでは、「くぎスープ」を読みました。
こちらはスウェーデンの昔話。
ひとりの宿無しが教えてくれる、とってもおいしい「くぎスープ」のレシピとは?
宿無しのテクニックはまるで「詐欺師」とも言えそうですが、だまされた方も幸せな気分になるのが素晴らしい
楽しい気分になるお話です。

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