読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ともだちおまじない』(小3に読んだ本)

2022年06月11日 | 友達っていいなと思える本
先週の小学生国語クラスでは、生徒さんのお気に入りの「おれたち、ともだち!」シリーズから、こちらの本を読みました。
 五・七・五のリズムにのせた「ともだちおまじない」が1ページに1つ登場します。
はっきりとしたストーリーがあるわけではないのですが、友達との出会い、仲良くなっていく過程、けんか、仲直り等、友達にまつわる色々な出来事が描かれています。
そして、今までのシリーズに登場したキャラクターたちが勢ぞろいしているのも、この絵本の面白さのひとつ。
「これは、あのときのイノシシとイタチだ!」など、生徒さんと一緒に盛り上がりました!
「おれたち、ともだち!」シリーズのファンなら、楽しめること請け合いです。
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『あいつもともだち』(小3に読んだ本)

2022年06月04日 | 友達っていいなと思える本
先週の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 生徒さんがお気に入りの「おれたち、ともだち!」シリーズ。
今回のキツネは、ちょっと苦手な友達のヘビとうまくお別れのあいさつができなくて…

嫌いではないのだけれどなんとなく苦手な友達と、うまくお別れできなかったときの罪悪感…。
お互いに相手のことを誤解していて距離を取っていたけれど、笑顔で挨拶をしたらすんなり仲良くなれたことって、意外とあるかもしれません。

「おれたち、ともだち!」シリーズは、本当に色々なことを教えてくれます。私も、子どもの頃にこの絵本に出会いたかったです!

そして、お話ももちろん素敵なのですが、降矢ななさんの絵も素晴らしい!スキーやそり遊びをしている場面のスピード感(存在感がありすぎる雪だるまもかわいい!)、ヘビとうまくお別れができなかった時のキツネの表情、そして、冬眠から目覚めたヘビの場面…。
力強いタッチで描かれたキャラクター達は、本当に魅力的です。
裏表紙の絵も、お話の後日談のようで楽しいですよ!
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『脳を活かす勉強法』(中学生向けブックトーク・テーマ「勉強法」)

2022年06月03日 | 勉強法の本
5月第3週の中学生ブックトーク(「テーマ勉強法」)で紹介した2冊目の本は、こちらです。
 脳科学者・茂木健一郎さんの著書。
この本では、どうすれば効率的に勉強に取り組めるか、様々な方向から述べられています。
一生懸命考えていた問題がやっと解けたときに感じる達成感。
そのとき、脳では「ドーパミン」という物質が分泌されています。これは「快感」を生み出す脳内物質です。人は、ドーパミンが分泌されたとき、どんな行動をとったか克明に記憶し、それを再現しようとするそうです。
この本を読むと、人間はもともと新しいことを学ぶのが好きなのだということに気づかされます。
他にも、脳に負荷をかけるなど、勉強の効率を上げる方法がいろいろと紹介されています。そして、最終的に筆者が考える脳に記憶を定着させる唯一の方法は、「とにかく大量に読み、大量に書き、大量に聞いて、大量の問題を解く」ということ。1冊目にご紹介した本と、奇しくも同じような結論に至っています(出版は、『脳を活かす勉強法』の方が先です)。

制限時間を決め、スピード感を持って集中して問題に取り組む。
この繰り返しによって、学力は向上していくのではないでしょうか。

こちらの本は塾に置いてありますので、興味のある塾生さんは是非読んでみてください!
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『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』(中学生向けブックトーク・テーマ「勉強法」)

2022年06月01日 | 勉強法の本
今日から中2生は2泊3日の校外学習へ。先週は、中3生の修学旅行がありました。(←当塾は、学校行事と授業が重なった場合は振替授業を行います。)
そうこうしているうちに、6月第2週の授業からは1学期定期テストの2週間前!
そこで、中学生国語道場クラスでは、テスト対策授業前に全員がそろうラストチャンス(?)の5月第3週に、「勉強法」というテーマでブックトークを行いました。
今回も、5分間のブックトークで本を2冊ご紹介しました。
1冊目は、こちらです。
内容ももちろん興味深いのですが、この本の一部が当塾で扱っているテキストの文章題に使われていましたので、文章題と実際の読書とをつなげる意識を生徒さんに持ってもらうためにも、こちらを取り上げました。

 著者は、テレビでもよく見かける山口真由さん。
東京大学法学部に入学、在学中3年生時に司法試験合格、4年生時に国家公務員第1種試験合格、東京大学法学部を首席で卒業後、財務省に入省…など、著者の経歴を見ると「天才なのでは!?」と思ってしまいますが、ご本人は、「自分は人が期待するような『天才像』で人を惹きつけることはできではない。けれども、東大法学部を首席で卒業したのは当然だ。誰よりも努力したから、誰よりも大きな成果を得るのは当然。」とおっしゃいます。

この本では、抽象的に語られがちな「努力」を、技術として紹介しています。
こちらを読めば、努力を始めるためのきっかけ、努力を続けるための習慣、最後まで成し遂げるための方法論を知ることができます。

「努力することは反復・継続すること」という、「ダイエットしたいなら、運動して食べる量を適正にすること」くらい当たり前のことが書かれていますが、それを実践することがいかに大変かは、挑戦したことがある人ならわかると思います。本書を読めば、どのように反復・継続すればよいか、具体的な方法が分かります。完璧を目指しすぎず、スピード感を持って繰り返し学習することが大切なようです。

この本を読むと、「勉強しよう!」というやる気がむくむくと湧いてきます。
本書で紹介されている方法のうちの、何か1つでも真似してみると、勉強の仕方が変わるのではないでしょうか。

ぜひ、検定試験や定期テスト勉強に生かしていただきたいと思います!
2冊目は、次回のブログでご紹介します。
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