燃えるフィジカルアセスメント

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内服歴と飲酒歴

2019-12-06 | 勉強会
みなさん、こんにちは。
 
今回は内服と飲酒についてです。
 
 

学生A: 追加の病歴は下記です。


内服歴:アムロジピン10mg1日1錠(1週間前より終了)、発熱時にアセトアミノフェン400mg頓用

併存症:高血圧症

社会歴:喫煙なし・機会飲酒・薬物なし・家族歴に特記すべきことなし

外傷・手術歴なし

アレルギー歴なし
 


徳田:原因不明の発熱では薬剤熱の可能性も考えないといけません。

このケースでは、アムロジピンを飲んでいましたが、終了後も発熱が持続していますので、薬剤熱の可能性は低いですね。

薬剤熱では通常、原因薬剤中止48時間以内に解熱します。

ただし、これは半減期の長い薬剤にはあてはまりません。

フェノバルビタールなどの半減期が数日間の薬剤では、解熱までやはり数日はかかりますね。


ところで、機会飲酒というときは、その「機会」での飲酒量に注意するとよいでしょう。

毎日は飲酒しないけれども、飲むときは焼酎一升瓶やワインボトル1本飲む、というひともいます。
 

学生A: この患者さんは1週間に1度飲んでいましたが、ビール1本程度とのことです。
 
続きは来週に。
 
 
 
写真 グレードが高いほどSASの可能性高い。口の中をみる。

 

 

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