みなさん、こんにちは。
内分泌疾患の中で、甲状腺疾患は頻度が高いので大切ですね。
甲状腺腫大が大きいとき、視診ですぐにわかることがあります。
単純性甲状腺腫のことが多いですが。
甲状腺機能亢進症、甲状腺炎、甲状腺機能低下症、などのこともあります。
甲状腺機能亢進症では痩せを認めることがあり、そのため甲状腺腫大がみやすくなります。
まれに、舌の下面に舌甲状腺を認めることがある。
甲状腺機能亢進症では甲状腺の表面の皮膚に発赤を認めることがあり、これをマロニー徴候と呼びます。
甲状腺の触診には後方アプローチと前方アプローチがあります。
後方アプローチでは患者の真後ろに立ち両手の第二及び第三の指で両側の甲状腺の内側から外側に向かってなめらかに触診していきます。
このとき、唾液または水分を2回ほど飲んでもらうと甲状腺が挙上されて触診しやすくなります。
前方アプローチでは片側ずつ触診します。
写真 中城村の朝
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