燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医徳田安春の最新医学情報集。問診、フィジカル、医療安全、EBM、臨床研究に強くなれます。

論文執筆のコツ

2017-01-12 | 勉強会

今回は、論文執筆などの知的生産作業に適した生活習慣と環境整備を整理しました。

 


●早朝(睡眠後の脳がフル回転の準備万端であり、しかも静かである)


●仮眠後(15分でも仮眠を取ると脳が再活性化される)


●インスツルメンタル・ジャズや静かなクラシック音楽をBGMに使用する


●適度なカフェイン入りのコーヒーやココア、お茶などを飲む


●早朝のカフェ(まわりの客も少ない)

 

このうちとくに推薦したい戦略は「早朝の知的作業」です。


知的生産能力を最大限に発揮するため朝を有効活用するのです。


論文執筆のような高度に知的な作業では、大脳が一番冴えた状況で行うとよいでしょう。  

 


ある著名な女性作家は、毎晩8時に床に入り、朝2時に起きて執筆作業をしているといいます。


早朝の1時間の作業は夕方の2〜3時間に匹敵するといわれています。


ボーっとした頭であくびをしながら作業するより、早く寝て早く起き、すっきりした頭で作業したほうがよほど効率のいい知的生産が可能となるでしょう。

 

 

 

Dr.徳田の診断推論講座
徳田安春
日本医事新報社

 

こんなとき フィジカル1と2」立ち読みできます。是非どうぞ。

 

徳田安春、荘子万能の「徳田闘魂道場へようこそ」こちらポッドキャストにて配信中、是非お聴き下さい。

 

待望のシリーズ第三弾!テレビや新聞より早いグローバルな情報や科学的に正確なエビデンスに基づき、サプリなどの宣伝なしの信頼性の高い中立な情報をお届けします。キンドル版「知っておくと役に立つ最新医学2017(ノンフィクション)」こちらいかがでしょうか。

 

科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。2016年のメルマガまぐまぐ大賞「健康」部門5位に選ばれました。

 

臨床推論の総論とピットフォールをマンガでサクッと1時間以内に習得できます。エキスパート診断医への一歩を踏み出すことができます。「マンガ臨床推論~めざせスーパージェネラリスト~」こちらも合わせていかがでしょうか。

 

一般向け健康情報ブログ「総合診療医からの健康アドバイス」。こちらもご覧下さい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 論文を書くときに避けるべき環境 | トップ | メモを賢く使う »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

勉強会」カテゴリの最新記事