今回は、論文執筆などの知的生産作業に適した生活習慣と環境整備を整理しました。
●早朝(睡眠後の脳がフル回転の準備万端であり、しかも静かである)
●仮眠後(15分でも仮眠を取ると脳が再活性化される)
●インスツルメンタル・ジャズや静かなクラシック音楽をBGMに使用する
●適度なカフェイン入りのコーヒーやココア、お茶などを飲む
●早朝のカフェ(まわりの客も少ない)
このうちとくに推薦したい戦略は「早朝の知的作業」です。
知的生産能力を最大限に発揮するため朝を有効活用するのです。
論文執筆のような高度に知的な作業では、大脳が一番冴えた状況で行うとよいでしょう。
ある著名な女性作家は、毎晩8時に床に入り、朝2時に起きて執筆作業をしているといいます。
早朝の1時間の作業は夕方の2〜3時間に匹敵するといわれています。
ボーっとした頭であくびをしながら作業するより、早く寝て早く起き、すっきりした頭で作業したほうがよほど効率のいい知的生産が可能となるでしょう。
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