患者さんの診察は臨床医の仕事ですが、適切なプロフェッショナリズムの態度を忘れてはならないと思います。
患者のプライバシーや羞恥心に十分な配慮をすることが重要です。
診察室のドアやカーテンは必ず閉じておくようにしましょう。
そして、できるだけ患者には不快感を与えないようにしましょう。
患者さんが脱衣したあとの身体診察では、診 . . . 本文を読む
診察時の基本マナー
身体診察の前には病歴聴取が行われる。
しかし、身体診察の最中にも病歴聴取を並行して続けていくと、効率的な診察となる。
病歴聴取と身体診察においては、医師として適切なプロフェッショナリズムを意識することが重要である。
カナダMcGill大学開発のP-MEX(Professionalism Mini-Ev . . . 本文を読む
今回は新シリーズ移行準備のため、沖縄の風景をご覧下さい。それでは。
ニライカナイ橋とコマカ島
知念半島から
糸満市の美々ビーチ
どこか忘れてます
自分では最高の写真と思ってますが
では、次回に。
そこが知りたい! 心音 一刀両断! 電子書 . . . 本文を読む
高速インターネットによるファイルの送受信は利点が多いですね。
原稿をプリントしポストへ投函するような物理的な郵送する必要がないだけでなく、ピア・レビューを含めた査読過程を通して電子形式で原稿を取り扱うことができます。
ただいま査読中(under review)などのリアルタイムでのステイタスをいつでもチエックできるシステムが多いですね。
多くの . . . 本文を読む
以前は、論文原稿をハードコピー(紙)で投稿していました。
航空便ですね。
約20年前ですね。
最近はほとんどの医学ジャーナルの投稿がonline submissionとなっており、郵送にかかる時間と費用が節約できるようになりましたね。
このような投稿プロセスでは、大容量のファイル情報伝達を必要とするので、高速インターネット接続 . . . 本文を読む
今回は論文の書き方の実際のコツです。
前もって要点を作成しておいた「メモ」を手元において書きます。
ブレインストーミング的にひらめいたことがらもどんどんメモに記載しながら、かつ論文も書き進める。
重要ポイントを次に整理しました。
●「メモ」をつねに参照しながら初稿を書き進めること(脱線予防)
●最初から校正はしないこと(ミススペルや人称、時制、 . . . 本文を読む
今回は、論文執筆などの知的生産作業に適した生活習慣と環境整備を整理しました。
●早朝(睡眠後の脳がフル回転の準備万端であり、しかも静かである)
●仮眠後(15分でも仮眠を取ると脳が再活性化される)
●インスツルメンタル・ジャズや静かなクラシック音楽をBGMに使用する
●適度なカフェイン入りのコーヒーやココア、お茶などを飲む
●早朝のカフェ(まわりの客も . . . 本文を読む
自分の脳が最高レベルで機能できるような環境と時間設定が重要である。
とくに雑音を避けることは必須。
次のような状況では、生産的な高度知的作業は困難だろう。
●大量飲酒後
●睡眠不足
●仕事後での夜遅くの作業などで脳が疲れた状態
●ノイズが多い環境(電話がガンガン鳴り、周りのおしゃべりが多い相部屋)
●集中力を妨害 . . . 本文を読む
Abstract
ケースレポートのAbstractは通常、1パラグラフです。
ケースレポートの全体には、それぞれintroduction、case description、discussionがありますね。
これらのそれぞれのパートを要約して書けばよいのです。
以下は追加の助言です
①よい英語は不可欠ですが、文学的表現は不要です . . . 本文を読む
Discussionで重要な事柄をまとめました。
①過去の文献、これまでのcase reportを正しく調べて、今回のcase reportがこれらと比べてどのように異なるのかを述べます。
臨床研究論文と同じです。
「今回われわれが出した結果は今までの研究結果とどう違うのか」を記述しなければなりません。
そのためには過去の論文を詳細にレビューして適切に引用しなけ . . . 本文を読む