東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

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タウンウォッチング オルセー美術館展を観る(特別企画)

2007-04-07 13:23:35 | 墨田(スカイツリー)・淺草・上野・谷根千
 安岡が主宰している「イムスクラブ」で、3/28日上野の東京都美術館へ「オルセー美術館展」を観る…という企画で行ってきました。
 「オルセー美術館」は、ミロのヴィーナス、モナリザで有名な「ルーブル美術館」と並ぶ、パリの代表的美術館として世界的に知られている。オルセー美術館は、特に19世紀後半の「印象派」作品が多いとあって、馴染みの作家が多く日本人にも人気が高い。
 印象という言葉は、自然の変化を捉えようとする考え方で、マネの「印象-日の出」に由来する。この新しい画法の流れを組むグループが「印象派」と呼ばれるようになり、マネ・ドガ・シスレー・ルノワールなどから、後期ではセザンヌ・ゴッホ・ゴーガンなど、お馴染みの作家達が輩出し、抽象画と異なる自然な美しさは親しみやすく人気が高い。…という訳で、大変な人出でありました。落ち着いて、鑑賞できないほど一点に集中するのが、日本人の特性とあっては仕方がないとあきらめる。
 個人的には、人物画に惹かれる。それも「美人画」が魅力的だ。美しいものは「快感」を呼び、醜いものは「不快」を呼ぶという(蛇足 美人一得と言う!?から、綺麗な人は大いに“美しさ”を武器にしたら良い)。…と言う訳で、好きな絵のポストカードを3点数枚購入した(画像)。左から、ルノワール、モロー、マネ…いずれも有名な美人画だ。可愛い少女、美しい肉体、印象的なまなざしの美女…思わず魅かれてしまった。絵筆を持つマネを囲んだ、印象派の面々を画いたルノワールの作品にも魅せられた。
 折しも、桜満開のお花見、ドンチャン騒ぎの陣取りと至る所にあるゴミ捨てバッグの無粋な風景を横目で見ながら、浅草寺へと向かい、観音様裏手の一寸風情のある豆腐料理「川風」で、余韻を楽しみ歓談した幸せな1日でした。
コメント
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