昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

一枚のポスターとお別れ。

2012-07-18 23:57:01 | 輝いて生きる
30年間もわが家のドアに貼ってあったポスターが
改装のためドアごとに処分された

家内はなんとかはがして残しておこうとしたらしいが
きれいにはがすことができなくて残念だったらしい

このポスターの写真がだれであるかわかる人はかなり
の野球通、ユニフォームも当時とはかなり変わった

息子が6歳のときに貼ったものでもう30年になった



当時は広島カープの黄金時代、古場監督の元に赤ヘル
軍団は常に優勝を争う強いチームだった
昭和50年代は4度のリーグ優勝と
3度の日本一になっている

そのカープの中心選手だったのが、ミスター赤ヘルと
いわれた山本浩二選手、実は学校の6年後輩になる

息子はもちろん広島カープのファンで小学校はずっと
赤い野球帽をかぶって登校をしていた

当時の大阪の子供はタイガースの帽子が定番だったが
赤い帽子をかぶり通したのも強い時代だったからだ

甲子園のレフト側の外野席のわずかなカープ応援団に
交じって懸命に応援をしたことが思い出される
もう一度、あんな親子に戻れるものなら戻りたい!

今日でプロ野球もオールスター前のひと休みに入った
わが広島カープはなんと3位!
長く指定席だった5位から何の間違いか、実力か!?
あのチームが譲ってくれたのだろうか申し訳ない



Jリーグのサンフレッチェ広島も首位にいる
今年は平清盛にあやかって厳島神社の神主さんが褒美
をくれているのかもしれない
ふるさと広島の夏はさらに暑いことだろう


息子が高校を卒業するまで本人の部屋のドアに貼り続
けていたこのポスター、大学を卒業したらきっと大阪に
戻ってきてくれるとはがさずに待っていた

大学を卒業してそのまま東京で就職してからもいずれ
戻ってきてこの部屋を使うだろうと、今日まで待ち続
けてきたがその願いはとうとうかなわなかった

息子にはせめてなつかしい6歳の文字入りポスターを
写真にして報告しておこうと思って撮った

押入れの中から応援グッズやカープ選手の色紙や選手
名鑑などお宝がいっぱい出てきた

小学校の時の作品集もドラえもんや怪物君のケースに
つまっている
これが捨てられないのは母の愛なのだろう



マンションの小さなわが家にも、いたるところに家族
の生きてきた時代がひっそりと住み続けている

家族の思い出まで捨てるような気がして、この二つの
ケースは新しい押入れの中で息子の帰りを待ち続ける
のだろう

主ははるか昔の自分との再会に帰ってくるのだろうか。