パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

一期一会・・・鳥撮りの記 オオタカの繁殖記録(2020)

2020-08-01 14:33:14 | オオタカ
8月になり、ようやく長かった梅雨も今日明けました。7月、東京は雨の降らない日がたった1日だったとか・・・
長梅雨とコロナ禍で今年の鳥撮りはままならぬ状況でしたが、オオタカの繁殖の記録をまとめてみました。

4月15日・・・
営巣準備中!メスが巣材の木の枝を折る。



そして、巣へと運ぶ!

17日には全国緊急事態宣言が発令され、抱卵期にも当たるため当分観察を避ける。


5月25日・・・緊急事態宣言解除日。
そろそろヒナが孵っているかもしれないと、久しぶりに出かけてみると・・・この日、1羽のヒナが孵りました。何故そんなことがわかるのか?と言うと・・・
メスが巣の中で何やら白いものをくわえた!よくよく見ると、これは卵の殻です。



そして、飛び出した!



行方を追ってみると、巣から少し離れた木にとまった。



そして、すぐ飛び出した!



とまっていた木の下を探すと・・・メスが捨てた卵の殻を発見!まだ内側は濡れています。(スマフォ写真)
オオタカの思わぬ習性を再認識した貴重なシーンだと思います。



6月10日・・・
メスに餌を渡したオスの飛び出し!



餌を巣へと運ぶメス。



巣には白い産毛をまとったヒナが待っていました。今年のヒナはこの1羽だけです。



川で水を飲むメス。



7月2日・・・
巣立ちのころを見計らって出かけてみると・・・ヒナも順調に育っていました。



ヒナに餌を与え飛び出すメス。



7月16日・・・
ヒナも自由に飛び回れるようになっていました。もう立派な幼鳥です。









7月28日・・・今シーズン最後の観察です。
まだ親鳥の庇護が欠かせませんが、ここまで育てば独り立ちの日も近いでしょう!











番外編
3月27日・・・
別の都内の森で繁殖活動を確認していたペア。残念ながら繁殖には失敗したようです。
地元の方の話から判断すると、どうやらカラスに巣を襲われたようです。

オスからもらった餌をもって飛び出すメス。



お立ち台での交尾。


都合6回にわたる今年のオオタカの繁殖の記録。毎年、自然の営みの中では悲喜こもごも・・・いろいろなことがありますが、今シーズンの一人っ子の成長記録は無事終了のようです。

追記(8月2日)
7月31日、このオオタカの幼鳥が短い生涯を終えたようです。残念でなりません。



コメント
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