今日は11日、あの地震の日から4ケ月が経った。
僕の生活は、一見地震前と何も変わらないような日常へと戻ってきている。
一昨日の土曜日はツイッターでもつぶやいたとおり、お客さんとのゴルフだった。スコアも地震前とほとんど変わらず、仙台空港カントリーで45の44で89。メンバーもいつも通りだった。
昨日は昨日で、去年からニコ兄さんに誘われて参加し始めた○丁目会というとっても楽しいメンバーでのゴルフコンペに参加。
杜の公園ゴルフクラブというところで、スコアの方は43の42で85で優勝までさせてもらっちゃった。
カンカン照りの中、日焼けでヒリヒリしながらの連荘ゴルフ。ほんの数ヶ月前にあんなことがあったなんて本当だったっけ?とも思えるような日常が戻ってきた。
とはいえ、みんなと話をしていると、お客さんも○丁目会のコンペ参加者も、
「実は、津波にやられそうで必死で走って逃げて歩道橋に登れたから助かった。」
「社員は数10人屋根の上で1夜を過ごし、何人かは低体温症になりかけた。」
「会社も家も流されちゃった。」
「実家は全壊です。跡形もありません。家族はなんとか無事でしたが…」
「消防団で捜索活動しましたよ。何日も何日も… 遺体をどれだけ見たことか…」
などなど…
聞いているとよく今日ゴルフに来られたね。よかったね。っていうようなかたはいっぱいいる。
宮城で生まれ育ち暮らしている人達が集まれば、親戚縁者・友人まで広げたら本当に今回の事が無縁だった人なんていない(と思う)
そんな中、「忘れるんじゃない!」と冷水を浴びせるような久しぶりの大きな余震と津波注意報。
忘れた訳じゃない。
未だ7万5千人の方々が避難所生活(福島から県外避難の35,776名を含む)をしておられる事も聞いている。
今回の震災により失業した方が11万人近くおられるというような労働の問題。
漁業や農業が一体どうやったら、いつから再開できるのかとの問題が山積みなのも知っている。
大通りや仙台市内の内陸部では地震があった事も本当かしら?と思わせる部分も多い半面、一歩奥や裏に入ったら全く手付かずの瓦礫の山が残っている風景も知らない訳じゃない。決して目を逸らせて知らん顔をしている訳ではないんです。
だけど、やっぱり以前のような日常も必要なんです。
たまにはバカ言ってガハガハ笑う日もないとどこかどうにかなっちゃいそうな気分なんです。
そんなこと言っていられる僕はやっぱり随分と幸せなんだと思う。
今日、仙台国際センターで東日本大震災慰霊祭が開かれるとラジオやテレビで言ってました。
14時46分、僕も黙とうしました。
なんともまとまらないが、このまとまらなさが きっと今の僕なんだな…
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