「 フロントホイールの “引きずり” を減らしたい 」と、引きずりの解消に苦心されている方からの質問が届きましたので、フロントホイールの回転摺動抵抗を減らす為の整備を解説・回答しました。
Z900 オーナーの方は、「 アクスルシャフトのクランプボルトの本数が影響しているか? 」という質問もありましたが、クランプボルトの本数には基本的に関係は無い事を伝え、ブレーキキャリパーのピストンの清掃&給脂の他に、ホイールベアリングとその環境、ブレーキパッドの整形、そしてフロントフォーク全体の整体が必要と回答しています。
ホイールの “引きずり” と聞けば、多くの人は ブレーキ(パッド)とディスクローターとの接触抵抗を思い浮かべるでしょう。実際、質問を寄せてくれた方も、ブレーキキャリパーピストンやフロントホイールとフロントフォークとの位置関係に注意が向いていました。
しかし、回答で提案した内容は、ホイールベアリングの最適組み付けと潤滑環境を守る事、ブレーキパッドの整形、そして 1G 状態でのフロントフォーク全体の整体作業です。
詳しくは、GRA 公式Webサイト に掲載しています。
https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/wheel_dragging/dragging_1.html
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています 文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved. |