「 ステムベアリング を調整したいのですが・・ 」という質問が届きましたので、その方への回答を公式Webサイトに掲載しました。
回答では、オートバイで使われている多くの種類のベアリングの特製を解説して、ベアリングにとって最も過酷な環境で使用されているのが、スイングアームピボットベアリングとステムベアリングである事から始めて、ステムベアリングの最適な整備・調整方法を、イラストと画像を使って詳しく解説しています。
その解説の中で、ステムベアリングの設計が混迷の遺産で、メーカーが指定する整備方法も最適でない事に触れていますので、関心のある方は、是非、ご覧ください。
【 Q&A ステムベアリングの調整について 】
https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/stem_bearing/stem_bearing_1.html
※ 解説の一部を紹介します。
「 前項で、オートバイで使われているベアリングの中で、ステムベアリングが最も使用環境が厳しい箇所で使われている事を紹介しました。さらに、その使用環境の問題とは別に、ステムベアリングはオートバイの安全に欠かせない直進安定性に大きな影響を与える大切な部品である事と、ライダーに最も近い場所にあるベアリングなので、ライダーはその状態をハンドルを握る手を通じて感じやすい事により、ステムベアリング関連の設計を混迷に陥らせている事を解説しましょう。様々な紆余曲折を経て、今もなお最適な設計と整備基準が確立できていない箇所なのです。 」
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています 文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved. |