きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「TOKYO ACOUSTIC NITE」

2002年05月04日 | 小山卓治
 17:30スタートで、何時に終わるかわからんイベント。でもこの後にオールナイトが入っているから11時には終わるわね、と、そのつもりで臨みました。出演順は高橋研、田中一郎、松崎ナオ、浜崎直子、hug、北島健三+田村直美、小山卓治、井口一郎。田中さんが終わった時点で19時ぐらいだったので21時には終わるかな?と思ったら、やはり終わったのは22:30だったよ。やっぱりね。
 いわゆる「アコナイ四天王」は個性が被らなくていいね。朴訥な声だけどスケールの大きい歌を歌う高橋さん、太くて低い声でガンガン行く田中さん。澄んだ声の井口さん。で、卓治。この場合卓治の売りはなんでしょう?風景画?
 ゲストでよかったのはやはり北島+田村でしょう。パールは見ているはずなんだけど、なにしろ最初に見たのがパワステでキムチバーガーを食べた日だったんで、結構封印されていたのよね。田村さんは声が伸びるようになった。こういった小さいハコでなく、もうちょっと大きいところ仕様の発声だよね。一人だけ、なんというんでしょう、プロっぽいっていうのかな。メイン4人が「歌を書く」部分が大きいために「歌う」部分は後手になるけど、田村さんはまさしく「シンガー」でした。松崎・浜崎はこういとろこにはよくいる人っていうんでしょうか。特に浜崎さんはみゆきの超小型版ってカンジでちょい苦手。逆にhugは割と好きな方かも。ヴォーカルの人の喋りがおもしろいのもいいけど、低い良い声を持っているのに自分の声・歌に酔っていないところがいいわ。若手だと自分の世界によって完結しちゃうけど、このグループは客を見ていた。
 で、卓治でございます。巻けと言われて巻いたと言うか。早く歌って早く撤収ってカンジでございました。それでも欲望、ILLUSION、手首、微熱夜、DOWNなど新旧取り混ぜた良い選曲でした。長い時間待っていて良かった、と思いました。しかし、その中に「ユリエ」など爆弾を入れちゃうあたりがチャレンジャーというか、卓治らしいというか。でも凄く短く感じられた時間だったけど、すごく濃い内容でした。大変満足です。すでに酔っぱらった状態で出てきたトリの井口さんも思ったより押さなくて良かったわ!
コメント
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