きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

訃報:和田慎二さん

2011年07月06日 | 漫画・小説・雑誌
昨晩、某漫画家さんが呟いたため
ネット上では噂が広まっていましたが
さきほど正式に発表がありました。

 → 「スケバン刑事」漫画家の和田慎二さん死去(読売新聞)

一時は誤報説も流れましたが
やっぱり、本当だったみたいです。
残念です。


呟いた方は速報という形で流していました。
でも、正式発表前なのですから
どうしても知人友人に知らせたければ
全世界の人が見る場所に流すのではなく
メール、電話、FAXなど、
限られた人にしか見えない形で
流すべきだったのでは、と思います。
大人のとる行動じゃないですよね。


それは、ともかくとして。

和田さんは、まだ61歳とか。
若いですね。
ご冥福をお祈りします。


私は、いつの頃からか、
「ガラ仮」目当てに花ゆめを読んでいたので
「スケバン刑事」も当然読んでいました。
第一部は間に合ったんだっけなあ、
どうだったんだっけなあ。。。
第二部は、バッチリ最初から読んでいます。
サキの復活の仕方・理由が
とても自然でした。

アナコンダとミミズは
いまでも夢に見ることが・・・

長いお話しでしたが
ラストも綺麗にまとまっていましたよね。

「ピグマリオ」も納得の終わり方だったような。
(ネタのベースはギリシャ神話だけど
 ビジュアルは「太陽の王子ホルスの大冒険」がベースだよね)

逆に「アマリリス」は
短編は怪盗ものだったのに、
長編の途中からアイドル篇になって、
作者が楽しんで描いているのはわかるけど
私はついていけなくなったなあ。
(かなり「クリーミー・マミ」だった)
いちおう最後まで読んだけど。

その後の「少女鮫」は
当時「少女漫画」に回帰していた花ゆめとは合わなくて
アンケートの結果もあんまり良くなくて
和田さんと編集側の対立が深まった、
って噂があったなあ。
(あくまでも噂ね)
(このネタの出火元も呟いた人か・・・)
確かに、ここで白泉社から引き上げたんだよね。


「超少女明日香」、大好きでした。
(うちにも明日香に来て欲しいよう!)
「忍者飛翔」も好きでした。
神恭一郎シリーズの短編も好きだったなあ。
和田さんは、長編よりも
短編連作の方が面白かったと思う。
えーと、作品名は思い出せないけど
「アリス」をモチーフにした短編も好きだったな。
卵男とかチェスとか出てきたやつ。
「左の眼の悪霊」の眼球が恐かったよー。

詳しいところは覚えていないんだけど
美尾さんのネタで、
スケバン刑事に繋がる方は悲恋ネタだけど、
ものすごく似たような話で
ハッピーエンド版もあったような・・・
同じキャラが出てきて絡みあっているんだよねえ。

逆に沼さんは「大逃亡」から
キャラは変わっていなかったなあ・・・

昔はいろいろ単行本を持っていたけど
いま残っているのはこれだけ。

会津の娘さんが出てくる4巻は入手できず。
復刻してくれないかなあ。


数年前のTVドラマの「ヒミツの花園」が、
少女漫画を書いているのが男性だとわかると
少女達が気味悪がって読まなくなるから
素性を隠す、ってネタだったんだけど
いやいや、和田さんがヒゲ熊なのは
読者みんな知ってるぜー!
と思ったものでした。


明日香と狼少女ランの合作は面白かった。
ガラ仮とのコラボも面白かった。
「ジーナと青い壺」再演に
脅迫状が届き、とか、そんな話。
神恭一郎と速水真澄の電話も面白かった。
ファンロードのシュミ特だったと思うんだけど
速水さんが繰り返し言う
「十幾つ年下の女の子に・・・」
の台詞に対し
「大丈夫、あなたの友人も同じです」
と書かれていたのが印象深い。
(ガラ仮かスケバン刑事、どっちの特集だったか。
 森勇気さんがカラー色紙を受け取ったのと
 絡んでいる???)


「スケバン刑事」の実写ドラマは、
高校生がヨーヨーを持っている以外
原作を使ったところはなかったよねえ。
1回、ちらっと見て、絶望して見なくなったけどさ。
そもそも、神恭一郎が長髪じゃないし。
(かといって、日本人男性の長髪は
 ビジュアル的にダメだと思うけどさ)


語り出したら止まらなくなってきたわ。
とりあえずこのへんでー。
コメント
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