舞台の幕が上がる。
それって、なんて素晴らしい。
第一部
「ゴットシャルクの組曲」より
音楽:ハーシー・ケイ/ルイス・モロー・ゴットシャルク
振付:牧阿佐美
キャスト:菊地研 ほか
陽気で爽やかな作品。
幕開けにふさわしい、キラキラ感。
「カルメン」より カルメンの踊り
音楽:ジョルジュ・ビゼー/ロディオン・シチェドリン『カルメン組曲』
振付:牧阿佐美
キャスト:織山万梨子
色気ムンムン、ではないんだけど
熱量が高かった。
見ているだけで体温が上がった気がした。
キリッとしたラインがかっこいい。
「コサックの歌」
音楽:ロシア民謡
振付:ニコライ・アンドロソフ
キャスト:濱田雄冴、山本達史
頭の中にまだタランダとガリムーリンがいるので
どうしても比べてしまい、
こちらの二人だと、綺麗すぎて、こじんまり、という印象。
「シェヘラザード」より パ・ド・ドゥ
音楽:ニコライ・リムスキー=コルサコフ
振付:ミハイル・フォーキン
キャスト:日髙有梨、ラグワスレン・オトゴンニャム
こちらもルジが頭の中にいるんだけど
二人とも充分にエロくて大満足。
「ラ・バヤデール」幻想の場より
音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ
キャスト:中川郁、清瀧千晴
茂田絵美子、三宅里奈、佐藤かんな
ザ・古典。
ありがとうございます。
チュチュの踊りは2月のコジョカル・ガラの
インペリアル以来だよ。
ああ、白い世界が美しい。
「海賊」よりグラン・パ・ド・ドゥ
音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ
キャスト:青山季可、水井駿介
青山さんのヴァリはよく聴く曲だけど
音の切り方が独特で
振りも個性的だった。
「トリプティーク(青春三章)」
音楽:芥川也寸志(1953年作曲『弦楽のための三楽章(トリプティーク)』)
振付:牧阿佐美
キャスト:米澤真弓、坂爪智来 ほか
群舞!
コールド!
バレエらしい。
3つの楽章は「希望・感傷・情熱」とのこと。
エネルギッシュだった。
第二部
「角兵衛獅子」第2幕
音楽:山内正
振付:橘秋子
キャスト:阿部裕恵、光永百花 ほか
63年の作品とのこと。
和テイストとバレエが融合した作品。
とても面白かった。
ひさびさの生のバレエの舞台。
楽しかった。
美しかった。
ありがとうございました。