「スプリング・アンド・フォール」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アントニン・ドヴォルザーク
第1楽章 モデラート
秋元康臣
池本祥真、樋口祐輝
第2楽章 テンポ・ディ・ヴァルス
秋山 瑛
三雲友里加、工 桃子、二瓶加奈子、中川美雪 髙浦由美子、長岡佑奈
池本祥真、岡崎隼也、樋口祐輝、岡﨑 司
第3楽章 スケルツォ:ヴィヴァーチェ
秋元康臣
池本祥真、岡崎隼也、樋口祐輝、海田一成、岡﨑 司、後藤健太朗、加古貴也、山下湧吾、宮村啓斗
第4楽章 ラルゲット
秋山 瑛 - 秋元康臣
第5楽章 フィナーレ、アレグロ・ヴィヴァーチェ
全員
やはり動きが面白い。
音を表しているような、ストーリーがあるような、
どちらとも思えるのが楽しい。
どのダンサーも身体から音が出て、
音そのものだった。
特に秋元さんの動きが美しい。
秋山さんは少女の頑なさと潔癖さと自由さがあった。
幕間。
男性ダンサーがジャンプの練習をしているような音がする。
「イン・ザ・ナイト」
振付:ジェローム・ロビンズ 音楽:フレデリック・ショパン
中島映理子 ― 宮川新大
金子仁美 ― 安村圭太
上野水香 ― 柄本 弾
ピアノ:松木慶子
3組のカップルの物語、のはずだけど、
最初のカップルからは物語が伝わってこなかった。
いつもなら若い清々しいカップル枠のような?
宮川さんはかなり頑張っていたけど
中島さんはポーズ集だった。
身体のラインは美しいんだけど。
金子&安村カップルは空気が濃い。
エモいというか、面白い化学反応みたい。
以前見た時は大人のカップルってかんじだったけど、
こちらの2人は家柄で決められた婚約者同士が
対面と節度を保っていたけど、
あれ私もあちらもお互いが好きなんじゃ?に気付き、
静かに手探りながらも距離を詰めていくかんじ。
上野&柄本カップル、プリンシパルは段違いだと見せつける。
存在感、ストーリー性、全てが他の2組とまったく違う。
物語があるのが当たり前の世界。
激しく求め合う恋人たちでした。
「イン・ザ・ナイト」後のトイレから戻ってきたら、
床が白くなってる。
白くなる瞬間が見たかった。
「かぐや姫」第2幕 世界初演
演出振付:金森穣
音楽:クロード・ドビュッシー
衣裳デザイン:廣川玉枝(SOMA DESIGN)
美術:近藤正樹
映像:遠藤龍
照明:伊藤雅一(RYU)、金森穣
演出助手:井関佐和子
衣裳製作:武田園子(Veronique)
かぐや姫:秋山 瑛
道児: 柄本 弾
翁:木村和夫
秋見:伝田陽美
影姫:沖香菜子
帝:大塚 卓
大臣たち:宮川新大、池本祥真、樋口祐輝、安村圭太
側室たち:二瓶加奈子、三雲友里加、政本絵美、中川美雪
かぐや姫2幕。
帝に寵姫がいて宮廷を仕切ってて、
かぐや姫は宮中で教育される。
翁に助けを求めても無駄だった。
一方その頃、漁師の幼馴染は、、、。で、
オチはないまま終わり。
2幕の衣装は赤や黒が基調なので、
緑の竹の1幕から通して見ると色が良い仕事をしそうだけど、
いまの段階ではなんとも。
ラコット氏のドナウは植田巨匠作品のように
言いたいこと大噴出なら、
かぐや姫は田渕作品みたいなかんじ。
ふーん、で、それ以上の感想が出にくい。
全幕になると違うかもだけど。
とりあえず求婚者への無理難題はない??
私が見落としてるかな、どうかな。
男性群舞は見応えあり。
衣装は、いまさらな。
~上演時間~
「スプリング・アンド・フォール」 19:00~19:35
休憩 20分
「イン・ザ・ナイト」 19:55~20:20
休憩 20分
「かぐや姫」第2幕 20:40~21:15