きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「コットンテール」

2024年03月03日 | 映画


すれ違いの親子の和解などという単純な話ではなく、
なんだろう、「告解」に近いのではないかな。

いい話とかではないし、
人に薦めたいかといえば「別に」だけど、
涙が出っ放しだった。

夫は妻との約束があり、
息子は親の苦しみをわかちあえない。

夫が自堕落で迷惑をかけまくりなように見えるけど
いや、伴侶がなくなればそうなるよ。ね。

息子もそこはわかりつつも、だと思う。

わかりすぎる嫁の臨ちゃんの
なんいうか、嫌みとも違う、
なんともいえない部分も良かった。
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「海の上のピアニスト 」(午前十時の映画祭13)

2024年03月03日 | 映画


2回目なので迷ったけど、
大画面で音響の良い映画館で見てこその作品なので早起きして、
やっぱり、見て良かった。

様々な階級の人に愛される音楽、
終わりのない陸の風景と絶望。
彼には生きて欲しいけど、
彼の選択は翻すことはできない。

コーン吹きは死ぬまで吹くのだろう。

前に見たときは、最後のピアニストとコーン吹きの会話は
幻想かリアルかわからない作り、だと思ったけど
今日はリアルだと思った。
彼は自分が与えられることが可能な範囲人々に
顔がわかる人々に
生者に
音楽を届けるんだ。
使い捨てではない、生きた音楽を。
だから生きていたし、
だから船と共にいる。


海乃上野

って、変換で出るんだ。

って、出るんだよ。
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