きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスクバージョン 2013」(1回目)

2013年12月07日 | 劇団四季
白塗りは無表情になると思っていたけど逆なのが今日わかった。
視線が強く特定されるから、いま誰が誰を見てるかがわかる。
視線の強弱や絡み方も見える気がする。
冒頭のジーザスとユダは直線的に対決するような視線。
晩餐のあたりは絡んで交わって離れる、そんな気がした。

神永ジーザスはエルサだと荒野と群衆に溶け込んでいるけど(それもいいけど)
リアルな背景が無く、ほぼ常にピンスポットが当たっている状態のジャポでは
存在感が増し、カリスマ性も増す。
ジーザスの悩みと決断の物語がすごくクリアに見える。
そしてジーザスが孤高になると、ユダの壊れぶりも増す。
うはうは!

晩餐で、ジーザスがユダをちょい無表情で見て、
さらに意識して強く見て、
ユダからの視線を振り切り天を見る。
それを見てユダが地に視線を落とし、
その状態のユダをジーザスがもう一度見る流れが好きだわ!

高井カヤパは登場時うまく立てなくて苦労していた。
衣装が大きくゆとりがありすぎるのに萌え。

野村さんは地声で歌うのを諦めたようで、
手に汗握ることは少なくなった。
ただ、ジーザスを大切に思っているのはわかるけと、
それ以上の芝居が見えないので、
マリアの存在意義が不明。
ま、それゆえに、ジーザスとユダの物語になってるからいいんだけどさ。

裏切りの登場時のユダはわりと普通にヨロヨロ歩いていた。
07年あたりは明確に摺り足だったんだけどな。

青井ピラトはカウントの発音がだんだん怪しくなるけど声量はあるね。
シモーヌはさすがの一言!やっぱヘロデはこれぐらいやって欲しいね。

ラストは上手にマリアなど3人ぐらい、
下手にも2人ぐらいいた。
ジャポはジーザス1人で幕、だと思っていたけど
変わったのかな。

初日だったので大八車のセッティング音が大きく、
暗転も長めの時もあったので、
ちょっとドキドキした。
千秋楽が無事に迎えられますように!


2バージョン見てもらえるピンズ。

キャンペーンシートが入っていると知らずに
チラシ類を捨ててしまったことがあるので
3回行くけど(予定)コンプリートはできません。


【主な配役】
ジーザス・クライスト:神永東吾
イスカリオテのユダ:芝 清道
マグダラのマリア:野村玲子
カヤパ(大司教):高井 治
アンナス(カヤパの義父):吉賀陶馬ワイス
司祭1:佐藤圭一
司祭2:清水大星
司祭3:真田 司
シモン(使徒):佐久間 仁
ペテロ(使徒):五十嵐 春
ピラト(ローマの総督):青井緑平
ヘロデ王:下村尊則
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ちょっと豪華なランチ

2013年12月07日 | 美味しいもの
乃木坂駅近くの「Mercedes-Benz Connection UPSTAIRS」で
ちょっと豪華なランチをいただきました!
http://www.mercedes-benz-connection.com/tokyo/upstairs.html
前菜+メイン+コーヒーにパンが付いて1500円ぽっきり。
前菜とメインは3種から選べます。

しっとり仕上げた仔牛肉をジャガイモと紅芯大根のマリネと共に


サーモン ミキュイ 黒胡椒風味の赤ワインソース 根セロリのピューレを添えて

パッと見は生に見えるけど
絶妙に火が通っているサーモンが美味。

今日は別途500円のデザートを付けちゃいました!

シブーストとオリーブのアイスだったかな。

以前会社の偉い人に連れて行ってもらったんだけど
この値段なら自腹でもなんとなりそう、とずっと思っていて
本日やっと行って来ました。
内容に比したら安いですよね!
店内もゆったり。

1階はカフェと、メルセデスの自動車の展示など。
レストランは2階です。

期間限定のお店なので、興味を持たれた方はお早めに。
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「天上の舞 飛天の美」@サントリー美術館

2013年12月07日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)
六本木ミッドタウン内サントリー美術館の
「天上の舞 飛天の美に行って来ました。

「平等院鳳凰堂平成修理完成記念」だそうです。

ガンダーラ美術に見られる飛天、
日本のお寺の塔の上部の飾り、
仏像の光背など、いろんな飛天や迦陵頻伽が展示されています。

普段遠かったり高い位置にあったりする飛天を
ものすごく近くで見られるありがたい企画です。

光背の仏像、飛天は取り外しができるんだね。

この後に観劇の予定があったため
オペラグラスを持っていましたので
細かいところもじっくり見ることができました!

朝一番でいったのに、そこそこ人が入っていました。
みんな、仏像が好きなのね。
仏像マニアは六本木へGO!
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「風と共に去りぬ(Bパターン)」宝塚宙組

2013年12月03日 | 宝塚(宙組)

今日はBパターン。
役替わりは以下のとおり。
 スカーレット:七海ひろき
 アシュレ:朝夏まなと
 ルネ:悠未ひろ
 スカーレットII:伶美うらら
 メイベル:純矢ちとせ

星組全ツ版と日生花組版は見たことがあるけど
大劇場版を見るのは初めて。

私が宝塚を見る理由の一つに
「レット・バトラーを演じてサマになるのは
 今の日本では宝塚の男役だよな」
という考えがあります。
私の好きな(芝居上での)男性の役を演じるのは
日本の俳優さんより、宝塚の男役のほうが適している、
そういう役が芝居に出てくる=宝塚、の発想が
今の私に至っているのです。
それくらい私は、
クラーク・ゲーブル=レット・バトラーが好きなのです。

なもんで、テルの甘くて高めの声は
バトラーとしてどうだろうと思っていたけど、
実際に見たらネチっこくて女好きで
不遜で純情で、
まさにバトラーでした。
立ち姿に色気があっていいね。
スカーレットとすれ違うとき、
そして旅立つときの、
レットの苦悩がすごく伝わってきた。

テルは台詞から滲み出る、言葉にならない思いを表現するのが
こんなに上手いとは思わなかった。
素晴らしいバトラーだった。

でも、馬車は正視できなかった。ごめん。

スカーレットは、今では聞かないくどいくらいの女言葉なので、
歌わなければカイちゃんはそれほどオカマには見えない。
ちょっと鼻声気味かなあ。
ひたむきで懸命で一途で生命力はある。
ちょいと華に欠けるな。
長台詞を言うのが精一杯で芝居の深みはない。
けど、それがスカーレットの子供っぽさに繋がっているので
作品としては成立している。
ダンスを頑張れ!

まなとは安定した2枚目。
前後の説明が殆どないから、
たんなる八方美人に見えなくもない。
流されるだけの男。
でも、それが本当のアシュレイで、
大人に成りきれないスカーレットは
それを薄々感じてても認めることはできない。
で、筋は通っているのか。
それにしても、巨匠芝居がこんなに合うとは思わなかったね。
都倉さんの曲も寺瀧ソングも合っててさ。
都会的なスタイリッシュより、トラディショナルが似合うのね。

みりおんメラニーに慈愛を感じるけど、
なにしろ出番が少ない!

うららはデカい!
衣装のせいか、カイちゃんより大きく見えるよ!
スカIに拮抗するスカIIは説得力はあるけど
でも、デカかった・・・。

キタロウのベルは実にいい芝居だけど
夢まつらのタキさんの幻影が・・・。

ともちんルネは前半は溌剌と説明係をこなしていました。
後半の演技も渋かった。
パレードに歌があって良かった。

話の流れ、展開がなんとなくベルばらを思い出して
こだまっちのパクリが不問だったのは、
巨匠が長谷川先生のベルばらの演出から
かなりインスパイアされた作品を作ったからなのかなあ、
とか思ったり。
「戦に負けて」のセリフが何回も出てきたので
巨匠は南部の敗戦と日本の敗戦を重ねているんだな、と思った。

4時間弱の映画を下敷きに、正味2時間ぐらいにまとめたから
えらく駆け足だったなあ。
スカーレットの結婚回数が端折られているのに
アシュレイが働いているのはケネディ商会とか、
映画を見ていない人にはわかりにくいかもね。

なんとなく、れーれがスエレンだと思いこんでいたけど、違った。
帝劇版がカノチカだったからかな。
スカーレットの妹すら出てこなかったわ。

台詞も話のテンポも音楽も、すべてが昭和だな~。
修学旅行の団体も来ていたけど
彼らは「古臭い」とすら思わないかもね。

酔っ払いバトラーが「この頭を・・・」のあたりで
一斉にオペラグラスが上がった。
みなさん、プロね、と思いつつ、私ももちろん上げていたよ。

まあ、ほんとに、あらすじを追うだけで
役がとても少ないので、贔屓の組に当たったら辛いけど、
でもやっぱり宝塚のバトラーはいいなあ、と思いました。
理事も見たいけど、もうお金がないの・・・。


指揮は、一幕は清川先生、二幕は御崎先生。


本日18時半の回は音響トラブルが発生。
開幕からテルのマイクから音が出ず。
下手のスタンドマイクがせり上がって来たけど
テルはそのまま芝居&歌続行で銀橋を渡る。
オケのマイクは生存。
その中でテルの生の歌声は2階13列には切れ途切れに聞こえた。
次のカイちゃんスカーレット&メンズのもマイク死亡。
影コーラスが虚しく響く。
マイク死亡中、カイちゃんの歌は聞こえなかったけど、
まなとの歌声はなんとなく聞こえた。
ともちんルネたちの芝居も途中までマイク死亡。
後半はなんとなく女性陣のマイク復活。
音楽なしの場面の台詞はかなり聞こえた。会話がわかった。
少しのマイクが生きていたのか、
時々へんな響きで声がスピーカーに乗っていた。
駅でのベルのマイクは超不安定。
バトラー&メラニーの挨拶もかなり波がある響き。
ベルとの挨拶の後に会話をする演技をしながら出演者が舞台後方へ。
メラニーをエスコートするバトラーが
実に自然でスマートだった。
汽車到着前に幕。

中断は10分ぐらい。
そのあとは、開演アナウンスから再開。
清川先生の挨拶も2回。
芝居の冒頭とラストが繋がるから、
最初の説明を飛ばすわけにはいかなかったんだろうなあ。
(ダルレークの時は中断したところからの再開だったなあ)
全体的に約25分の遅れとなり、
終演は22時頃でした。
動じなかった出演者と、復旧に尽力したスタッフに拍手!


公演限定デザート「金貨で150ドルチェ!」
鮮やかなタラの夕映えをイメージした、カヴェルネ・ソーヴィニヨンを使用した
真紅に燃える巨峰入り赤ワイン風ゼリーに、
口どけなめらかなミルクプリン、
そして金貨にみたてたオレンジスライスを添えて。
*アルコールは含まれておりません。
*定価は150ドルではなく400円です。


美味い。特に金貨が。
再演だとネタを練る時間もたっぷりあるんだろうな。
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最近のどうぶつの森

2013年12月03日 | ゲーム(どうぶつの森など)
ちまちまと続けています。

ちょい前ですが、お月見イベント


住人も月を見ていました


ラケットさんとリセットさんの愚痴大会


ポンチョの家にハムジが訪問中

熊の家に熊。
ハムジはキングやリリアンの家にもいました。
交友範囲が広いですね。

風邪引きリリアンちゃん。

可愛い!

寝ぼけるキング


ハロウィンイベントでは住人を脅しまくり




つい最近はハーベストフェスティバル。
謎の料理人のお手伝い。


作ったのは
・マッシュルームサラダ
 (ひらたいキノコ+まるいキノコ+ビネガー&りんご)
・フルーツスープ
 (ミルク+さくらんぼ+モモ&レモン)
・ヒラメのムニエル
 (ヒラメ+ひらたいキノコ+こむぎこ&ビネガー)
・たっぷりフルーツパイ
 (オレンジ+ナシ+バター&レモン)

隠し味のヒントは住人が教えてくれます。

最近の住人たちとの合い言葉










10文字は難しいです。

そうそう、11月29日にパーム村に雪が降りました。
次のイベントはクリスマスかな?
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「REDリターンズ」

2013年12月01日 | 映画
前作ほどのスカっと感は無いかな。

最後があれでバッチオッケー!って
アメ公は「アレ」に対して鈍感過ぎだ。
日本人はモニョモニョしちゃう。

ブルース・ウィルスが普通に無双で意外性皆無。
マルコヴィッチとヘレンの
「ロートルだけど意外に現役」感は良かった。

イ・ビョンホンは体格がいいので
西洋人マッチョと互角に戦っても違和感がないね。
アクションのキレも良い。
ただアップになると原田泰造を思い出して困った。

ホプキンスは、まあ、こういう役だな、と。
予告通り突き抜けキャラだったら良かったのに。

ゼタ姐さんが無駄遣いな気もする。
いくつくらいの年齢設定なんだろう。
ヒロインも若いんだかなんだかわからんわ。

まあ、怒涛のアクションで面白かったかな。
私の期待値が高過ぎたんだな。
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「ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョン 2013」(3回目)

2013年12月01日 | 劇団四季
上手最前列だったから芝ユダのスーパースターも生声だぜ!

ユダはもっと壊れてもいいけど、
理性を残したまま地獄に落ちるのもありか。

野村マリアは初日よりは声が出てたけど、
もうご勇退でいいんじゃないか。

神永ジーザスは表現は薄めだけど、
密告の後のユダの顔をのぞきこむように問い掛けるように見た後、
吹っ切るように視線を逸らすのがいい。
ユダやペテロのこれからの行動を知りつつ、
受け入れてはいるけど、
やっぱり割り切れないし辛いよね。
なんとも言えない葛藤の後の十字架なんだよね。

「思ったとおりにここを出て行けばいい」で、
ユダの腕を一回ガシッ!と握ってから、振り離すのよね。
ユダの気持ちが伝わっている、というか、
ユダの気持ちがこれからの行動を後押ししたんだろうな。

カヤパ様というと飯田兄の印象が強いので
高井さんのカヤパ様は顔に殆ど描き込みしていないから
すごくさっぱりしてるなー、と毎回思います。

今のミツオさんだと自殺穴の途中で引っかかりそうだ。
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「グリフィン家のウェンディング・ノート」

2013年12月01日 | 映画
バードケージの簡易版みたいなかんじで、
バタバタしているうちに家族が絆を確かめあうとか、そんな話。

予定調和過ぎるけど、たまにはほのぼのもいいですかね。

美男美女を配しているから楽しめるけど
リアルにあのパパだったら辛いよなあ。

なんで親に嘘をつくんだろうね。
バードケージの方は致し方ないと思う部分もあるけれど、
良い生活と教育を受けさせてくれた人たちを、
あんなに邪険にしなくてもいいのに。

動機が弱すぎるから、ドタバタありきの話にしか見えないけど、
仕方がないか。
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