きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「炎のランナー」(新・午前十時の映画祭)

2014年03月01日 | 映画
高校の授業で見たときは
さっぱりわからなかったけど
今日はわかった。
ユダヤ人差別と信仰の話は
高校生に理解しろってのは無理な話だ。
「歌姫と同じメニューを頼んだら
 豚足が出てきちゃった」を
知らない人に説明するのは手間だよね。

みんなそれぞれなにかを背負っている。
それはアメリカ人も同じ。
10秒に全てをかける人生は過酷だ。

たんなるスポ根映画ではなく
「なにを背負って走るか」は哲学だし
青春の煌めきを封じ込めてもいるし、
コスプレ映画としても楽しい。
いろいろ詰まっている。

王子がデヴィッド(エドワード8世)とか、
今だからわかること満載。

日の丸が嬉しかった。

商業主義が入る前のオリンピックは
(それでもリプトンの広告はあった)
純粋なスポーツ大会だけど、
上流階級のものでもあったんだな。

リンゼイ卿とパドックが素敵だった。
金髪に弱い私。

エイブラハムスに横槍を入れる大学のお偉いさん(爺)2人は
常に寄り添って肩を抱いたりして。
英国の上流階級の男はナチュラルにホモだな。
コメント
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