‘なきみそ’の毎日

なきみそな私の毎日の記録。
今この時間を大切な人たちと、美味しく楽しく過ごしたい!!そんな毎日です。

栗の渋皮煮

2006-11-07 | 手作り
2006/11/7 tue

 晴れ。
 お天気が続きますね。でも、今日は夜になって、いつもよりぐっと冷え込んできました。みんな、風邪ひかないように気をつけてね。

 今日は、仕事が終わって家に帰ってからは、彼だけ店の準備に行くということだったので(業者さんとの打合せがあるとか)、久しぶりに私だけの時間。久しぶりに『チャングムの誓い』の続き(DVD)を観ようっ♪と思ったんだけど、週末に栗が届いて冷蔵庫に入ったままなのを思い出しました。
やべーー、生栗だしなんとかしないと捨てることになっちゃうな・・・
でも栗を剥くのは重労働だしなぁ・・・
でも、明日からはたぶんまた手伝いに行くから当分できないし・・・
うぐぅ・・・・・・・・・・・・・・・
と、考え、結局、栗生栗を剥くのは今回で2回目。
去年はあまりの大変さにショックを隠しきれませんでした。
なので、今年は事前に栗剥きをゲットしておいたのです。コレを試すときがやってきました。ヌホホ

 まず、お湯を沸かして、その中に栗を入れ、手を入れられるくらいにお湯が冷めるまで待ちます。(そうすると鬼皮がふやけてやわらかくなるそうな)
そして、いよいよ栗剥き開始。私が買った栗剥きは、よくあるタイプで鬼皮をグッと栗剥きで挟んで剥く(グリップをにぎると鬼皮をつかむのでそのまま引っ張る)ってやつ。想像ではいとも簡単に剥けるはず・・・だったけど、まぁ、そんなわけにはいかず、栗剥きを使っても手間はかかり、およそ1㌔の栗を剥くだけで1時間半かかりました。
 それから、栗をお鍋に入れかぶるぐらいの水と重曹を入れたら、火にかけ煮立ってから弱火にして10分間アクをとりながら煮ます。そうするとお鍋の中はアクですごい色に。なんていうか赤黒いかんじ。
 で、栗を取り出し水につけ冷めたら、たわしと楊枝で渋皮を丁寧にこすり洗い。この間、栗を乾燥させると割れてしまうので注意が必要です。これがまた大変。
 さらに、さっきと同様にもう一度重曹を入れた水で煮ます。2度目なのにやっぱり水はさっきと同様すごい色に。で、取り出してみたら、栗が予想以上にやわらかくなっていて、2度目の洗い作業をするとポロッと割れちゃう!!30個以上あった栗の半分は割れてしまいました(泣)あーーーん。
 で、一つ割れた栗を食べてみました。そうしたら、まだ一度も砂糖を入れていないのに既に栗が甘い!!甘栗よりちょっと薄いくらいの感じ。なんじゃこりゃー!
 通常はここから、お砂糖を加えて煮ていくのですが既にこんなに甘い栗だと、かえってお砂糖で甘くするのももったいないなぁ。と思い、とりあえずオリゴ糖とハチミツを少し入れてほんのり甘いくらいのシロップを作りそこに栗を漬けました。
 お砂糖が少ないので長期保存は無理だけど、栗のうま味を最大限に生かした今年の渋皮煮ができあがりました。
 結局、彼が出掛けて帰ってくるまでの8時から12時まで、立ちっぱなしで栗との格闘でしたが、無心になっておいしいものを作っている時間は苦になりませんでした。時間を見つけて、この栗たちをお菓子にしていきたいと思います。
栗のお菓子ってそういえばなんだろう・・・。オススメの栗のお菓子、あったら教えてね~