‘なきみそ’の毎日

なきみそな私の毎日の記録。
今この時間を大切な人たちと、美味しく楽しく過ごしたい!!そんな毎日です。

伊勢うどん

2009-08-11 | おいしいもの


去年の春、伊勢へ旅行に行き、伊勢うどんを知ってしまってから、伊勢うどんが大好きになってしまった私と彼。
東京では、伊勢うどんを食べさせてくれるお店もないし、大型スーパーで、たまーに売っているのを見つけて、飛びついて購入したものの麺やタレがイマイチだったり・・・
あぁ、美味しい伊勢うどん、食べたいなぁ~。
と、いうか、また伊勢に行きたい。
伊勢は良かった~。
食べ物は美味しいし(これが一番大事)、景色はキレイだし。
でも、名古屋から意外と遠いんですよね・・・
秋か、春にまた行けたらな~と企んでいます。

写真は、スーパーの成城石井で見つけた、伊勢うどん。
麺が真空パックになっていて、お湯で茹でたら付属のタレをかけてたべるってやつなのですが、これはなかなか美味しいのです。でも我が家の近くに成城石井がないため、成城石井に行ったときは2・3袋、まとめ買いです。
ぶっとくて、ブルンとしてるのに、歯ごたえがあまりない、不思議食感のうどんに、見た目は真っ黒で醤油の原液か!ってくらいのタレをかけて食べるのですが、実際は見た目ほど塩っぱくなく、ほのかな甘さと出汁加減が絶妙。うどんは太くて水分が多いので、とっても熱いから、食べ初めはヤケドに注意です!

*****

話は全然違うのですが、このうどんの入った丼は、なかなか訳ありのものなのです。
私の実家がリフォームする際に、母上が食器棚の整理をして、古いものや数の合わなくなったものは捨ててしまおうと、大量の食器をまとめてありました。 ・・・私の母上です、当然実家にも食器は大量にあります・・・
実家に来た彼が、その食器の山の中から、この、立ち食い蕎麦屋さんででてきそうな丼に惹かれ、そして割れやカケもないのに捨ててしまうのはもったいないよ~!と言い、ゴミ袋からこの丼を救出したのです。 ・・・他にもいろいろもったいない食器はあったんだけど、なぜかこれだけ・・・
なんの気なく、数が合わないし、古くなったから捨ててしまおうとした丼ですが、思い返してみると大好きだったおじいちゃんがお昼におうどんやおそばをこれで食べていました。私も、風邪をひいたときこれにたっぷりのあんがかかったおうどん作ってもらって食べていました。
特にヒビやカケなどもないし、汚れているわけでもなかったので、この丼2つを家に持ち帰ることになったのです。
あれから数年、今では、家で、うどんなどを茹でたとき、
「何に入れる?おじいちゃんの丼?」という会話が(笑)
おじいちゃんの丼で食べる、おうどんはまた格別なのでした♪
もちろん、彼も、おそばを茹でて食べるとき、おそば屋さんみたい~と喜んで使ってくれています。
大切な思い出の丼を捨てずに済んだこと、彼に感謝しています。
どうもありがとう。